
店主と店公式のツイッターで知った、八雲のセカンドブランド店。「昔ながらの大衆的なラーメン屋」がコンセプトで、八雲の麺やスープはそのままに、丼や盛り付けを変え、リーズナブルな価格で食べられるとあった。
店は古い木造戸建。提灯と白い暖簾が掛けられ、入口脇に設置されたガラスケースには空の丼とメニューが並べられていた。白壁にトタン風のものがあしらわれた店内は、極端に幅が狭いカウンターと、四本足の物が見つからなかったのか、今風デザインの木製テーブル。勿論、椅子は丸椅子。店員は昔ながらの調理服と割烹着と、コンセプトに忠実だった。
塩ラーメン(750円)を注文。確かに八雲より50円安かった。
ラードで蓋がされ熱々のスープは、キレキレの塩が味の主体で、高級食材を使った出汁は終始押され気味だった。
加水そこそこ高めの黄色い麺。柔らかい茹で加減から穏やかな味とプリモチの食感が楽しめた。このラーメンでの一番の見所だった。
具はチャーシュー、メンマ、青ネギ、ナルト。
リーズナブルな八雲という、店の狙い通りの感想。今後、八雲はどう差別化を図るのだろうかと思いながら退店。
東京都大田区山王2-7-1
営業時間
11:30〜15:00
18:00〜21:00
定休日 不定
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