
復活したことは知っていたが、日・祝が定休日、行かれる土曜日は行列と、中々足が向かなかった店。ようやく平日に行く機会が作れたので訪問。
到着すると外待ちは1名。しばらく待った後、「どうぞ」の声で店内に入り、塩ラーメン(900円)の食券を購入。麺量は中盛をお願いした。
待っている時に漂ってきた匂いで、記憶が蘇ってきた。出て来たラーメンのスープを、それまでおあずけを食らっていた犬の如く啜る。豚骨、鯖、鰹、煮干し等の乾物、提供寸前に雪平鍋から注がれる熱々の香味油、トッピングのショウガ。それらが素早く一体化しつつ、各々の個性がしっかりと感じられる味となった。
柔らかな茹で加減の太麺。小麦粉、水、空気などの材料が、旨味、みずみずしさ、ふっくらもちもちとした食感へと変化しており、350グラムある量を忘れるほど、夢中で啜り続けた。
具は、わらじの様な大振りのチャーシュー、やや甘めの味付けだった太メンマ、白ネギ、海苔。
思い出の味がそのまま味わえ、平日に休んでまで食べて良かったと素直に思えた。次回はつけ麺を食べなければ。
東京都練馬区旭町3-25
営業時間
11:30~14:00
スープ・麺なくなり次第閉店
定休日 日・祝
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