mizusawaya-chukasoba

4年ぶりに陸前落合で下車し、ようやくこの店を訪問。前回は到着時間が早過ぎて、唯一開いていた店に入ったが、その店を含めラーメン店が4軒もある事に驚かされた記憶が蘇った。

行列店と知っていたが、到着すると30人位並んでいたことは予想以上。しかし、回転が良く比較的早く中に案内された。

入口には至るところにステッカーが貼られ、中に入った脇に置かれた本棚にはコミックが多数置かれる。ところが、カウンターはメニューと駐車の禁止事項のみが貼られる対照的なもの。そして、調理担当のスタッフが多いことが回転の良さにつながっていると思った。

中華そば煮卵入(670円+税)+バター肉ご飯小(300円+税)を注文。

並々とスープが入った、ボリューム満点の写真と比べ、実物は意外と小振りな丼だった事に驚いた。並みだからかと思ったら、隣客が頼んだ特盛も同じ丼だった。

あっさりとした見た目に反し、鶏ガラ豚骨、背脂の蓋と、動物系の出しがしっかりと取られていたスープ。後半は鶏の甘さが味覚に伝わる。

細多加水麺は大変啜りやすく、その細身らしからぬ強い旨味が出ていたのは印象的だった。

具は、肩ロースチャーシュー、煮卵、メンマ、さやえんどう。

強過ぎないよう、他の食材の味に十分配慮された分量のバター。恐らく煮汁が醤油代わりに軽くかけられ、バターと上手く融合していた細切れチャーシュー。黒コショウが絶妙なアクセント。それらがベストな炊き加減のご飯と共に、味の共演を繰り広げていたバター肉ご飯。

力強さを感じたラーメン。それが写真の画角にあらわれているのかと思った。

宮城県仙台市青葉区粟生5-23-3
営業時間
11:30〜15:33
17:03〜21:03
土・日・祝
11:30〜21:03
スープなくなり次第終了
定休日 月