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初めて見た有名店とのコラボカップ麺でお店で提供されない味は、蒙古タンメン中本だったろうか。それからコラボをするお店が増え、麺以外のメニューも登場しと、競争の激しさを改めて実感した。

2020年4月発売のこの商品は、前年に発売された「横浜ラーメン六角家 家系豚骨醤油まぜそば」のリニュアール。両商品の紹介サイトを見ると、「鶏油で仕上げた豚骨醤油スープ」、「三層麺製法を使った食べごたえのある太麺」、「家系でおなじみのほうれん草、チャーシュー、ネギ、海苔、豆板醤」とあり、原材料名にも豚脂、チキンオイル、特製豆板醤と、家系が感じられそうなものが記載されていた。

主役の中太麺はふわふわもちもちの食感から、強い旨味と良好な喉越しがある。家系ラーメンのそれとは全く違った特徴だが、これは油そば。味は申し分なく、この麺いいじゃないかと思った。

麺の上からかけた時、タレと書く方が相応しい低粘度ぶりで、あっという間に器の底に沈んだソース。麺と絡め啜ると、鼻腔へ鶏油の風味が抜けた。事前に見たブログほどではなかったが、豚と鶏も味覚に感じられた。勿論、ソースよりもコクがある豆板醤の辛さが、いち早く味覚を通過したが。

かやくの中では、肉の甘い味付けが、カップ麺によく見られるものとはやや違っていたことも良かった。

家系の分かりやすいところと分かりにくいところが混在した味。まあそんなこと意識しなければ、味・量とも満足できる優秀なカップ麺である。

原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、ソース)
ソース(しょうゆ、糖類、豚脂、チキンオイル、香味調味料、植物油脂、香味油、ポークエキス、食
塩、豆板醤、たん白加水分解物、香辛料)
かやく(チャーシュー、ほうれん草、ねぎ)
ふりかけ(のり、赤唐辛子)
加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、酒精、炭酸カルシウム、かんすい、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、カラメル色素、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)

栄養成分表1食(167g)当たり
エネルギー 735kcal
たん白質 11.4g
脂質 33.4g
炭水化物 98.8g(糖質95.8g、食物織維3.0g)
食塩相当量 7.6g
ビタミンB1  0.32mg
ビタミンB2  0.35mg
カルシウム  202mg