fujiya

コロナ禍後、初の仙台遠征。土曜日に時間が取れたこともあり、国分町界隈で意外と多い日・祝定休の店から、こちらを選択。

ワンタンメン(800円)を注文。

出てきたワンタンメンのスープを啜ると、熱々のラードがお出迎え。その下からは、豚骨、鳥骨、野菜などの食材が調和し、どっしりと構えたような味が伝わってきた。

細麺は固すぎず柔らかすぎのベストな茹で加減。麺の固め注文お断りとある通り、これ以上固くすると、ボロボロになるだろう。並々と注がれたスープに長く浸っても伸びず、しっかりと旨味を絡ませていた。

薄くとも噛み締めると意外なほど粘りがあった皮と、少量でも濃い味を出してい餡のワンタンも、存在感をしっかりとアピール。

それ以外の具は、タレの効いたチャーシュー、メンマ、ナルト、ゆでたまご、白ネギ。

昔ながらの味とあったので調べたところ、この分店も25年ほど営業しているようだ。また、似た味も思いつかない唯一無二の味で、貫禄と歴史と文化を感じることが出来た有意義な遠征だった。

宮城県仙台市青葉区本町2-14-26
営業時間
11:30〜15:30(スープなくなり次第終了)
定休日 日・祝