「今年も東京ラーメンショーが開催される時期になった」と書いてみたが、Xの公式アカウントからのポストが流れてくるまですっかり忘れていた。

麺屋 剛&TAKE TORA

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鹿児島醤油豚骨ラーメン

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「鶏ガラと豚骨をゆっくり煮込んだスッキリスープと、鹿児島醤油を使用したタレ」というガイドの記述がそのまま体感できるスープ。他の九州ラーメンは勿論、京都とも違ったすっきり感と、醤油由来の特有の甘みに、昔関東でだが食べた鹿児島ラーメンを思い出すことができた。

麺は、昔食べた鹿児島ラーメンと比べてもこんなに太かっただろうかと    思ったほどの太さ。茹で加減は、長浜ラーメンに代表される固めではなく、九州以外のラーメンでも見られるコシとしなやかさがあるもの。啜り噛みしめれば、小麦粉の甘みがしっかりと感じられた。

食べ進めると、山川産鰹節がスープの醤油と相まって、動物系、小麦粉に続く味を出しており、このラーメンにおける一番の見せ場となった。

柔らかく肉厚で主張はするが目立ちすぎない絶妙な味付けのチャーシュー、第二のチャーシューと呼べる黒豚ミンチ、海苔、青ネギの具が華を添えていた。

久しぶりに鹿児島らしさ満点のラーメンを味わえたので、これで帰っていいかなと思ってしまった。

豆天狗

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飛騨牛炙りすき焼きチャーシュー乗せ

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しかし、2枚チケットを買ったのだから、帰れるはずもなくもう一杯。迷った結果、この店を選択。

鶏ガラ、豚骨、野菜、魚が使われたスープに、タレを直に投入させる独特の製法のスープは、切れ味良く、あっさりすっきり感としっかりとしたコク旨が感じられた。

細麺は啜り心地、喉越しの良さ、味の出方、いずれも中華麺らしい特徴のものだった。

具は、味付玉子半分、メンマ、白ネギ、そして、今回の真打ちである飛騨牛。柔らかで香ばしく、肉かすき焼きのタレか線引ができない、絶妙な甘さを振る舞っていた。

普段トッピングは滅多にしないが、飛騨牛の誘惑に乗ったのは正解だった。

第1幕
10/26~10/31
時間
10:30~20:30(10/31は10:30~18:00)