mukan

ネットニュースで知った店。

メニューはシンプルで、唯一の麺類である特製牡蠣塩(1100円)の食券を購入。

カウンター越しに漂ってきた香りにそそられながら待っていると、カウンター上に丼が乗せられた。それを慎重に下ろしてレンゲでスープを啜ると、味覚でスープとアヒージョによる牡蠣ワールドが繰り広げられた。しかも、飲み進めるうちにクリーミーさが増し、より深いところへ連れて行ってくれた。

弾力感溢れ、サイズからの期待に応える強い旨味、喉越しの良さと三拍子揃った強縮れ平打太麺。スープとの絡みは、まとわりつくようなベタベタさは微塵もない、適度な距離感が取られた感じ。

個性的なスープと麺の中でも自身の味によって存在感を示すことが出来ていた低温調理チャーシュー。ほんのりとした磯風味のアクセントを務めたバラ海苔。一方、このラーメンでは相性が良いとは思えなかった味付け玉子とメンマ。存在していたことを忘れてしまった青ネギ。

ラーメン以外のエッセンスが多数取り入れていそうなラーメン。到着時、待ちは1名だったが、徐々に増え退店時には10名を越えており、人気ぶりが伺えた。

東京都品川区西五反田2-6-1
営業時間、定休日
当日9:00までに公式Xに掲載