豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2011年10月


最初は別の店を目指していたが、道を間違え足立区へ。田中そば店での行列&早仕舞いに打ちのめされ、こちらへたどり着いた。

つけざる(690円)を注文。

鶏(酸味)醤油味。メニューに括弧で括った程酸味が強いが、それでも以前食べた程ではない。当方の味覚が慣れたのか、調整がなされたのか、真偽は不明である。

プリプリの中太角麺は、かつて東京のつけ麺に多く見られたもので、多かれ少なかれカンスイ臭がつきものだが、こちらは無縁。いかにも中華麺らしい喉越しや旨味がじっくり堪能出来た。

具は、最早チャーシューとは呼べなかった脂身、太く甘みの強いメンマ、白ネギ、海苔。

今風にきっちり仕立てた古典的つけ麺。皆が皆、濃厚豚骨魚介スープ&太麺でなくても良かろう。

東京都足立区中央本町5-11-5
営業時間
11:00~2:00
定休日 無


九州のラーメン店の二代目が、渋谷に店を出す。そんなフレーズを雑誌で目にしてから12年。当時は日曜定休で、目の前にそびえ立つハードルを乗り越えられなかった。2号店が出来、定休日がなくなった今、ようやく初訪問。

ラーメン(700円)を注文。

スープを啜れば、豚骨らしい塩気が通過し、旨味がおっとり刀で出てくる。濃度や粘度といった言葉とは無縁であった。

高加水の中細麺は、関東で食べられる九州ラーメンとしては、やや珍しいのではと思った。スープとは絡むというより馴染むといったところか。

具は、ボロ雑巾状からは脱していたチャーシュー、モヤシ、キクラゲ、青ネギ。

飲食店で10年と言えば、中堅から老舗へと変わるあたりだろうか。これからも続いていくだろう。

東京都渋谷区渋谷2-22-6
営業時間
11:00〜23:00
定休日 無


冷し味噌野菜(950円)の食券を購入。

つけられないのなら、和えてしまおう。赤く染め上げった麺を啜り、同じく赤く染まった具を舌に乗せる。舌も和えられてしまいそうな勢いを感じた。

東京都豊島区西池袋3-26-6
営業時間
10:00~2:00
定休日 無


最近では珍しい、背脂ちゃっちゃ系の店が開いたとネットで知ったが、中々行かれなかった。

ラーメン(600円)の食券を購入。

早速スープを啜ると、従来の背脂チャッチャ系よりも高粘度ではるかに濃厚な味わい。食材の量を増やしたのだろうか。そして浮かぶ背脂の存在も感じられる。

半分でお願いした太麺は、他店では中太位で平角打ち。加水控え目で、否が応でも噛み締めて小麦の味が出るタイプ。いささかやり過ぎの感があり、少しだけしなやかさがあっても良かったかも知れない。ちなみに細麺もあり、替え玉が出来るのは、背脂ちゃっちゃ系では珍しい。

具は、味玉半分、薄いチャーシュー、メンマ、一見ホウレン草と思わせてくれた小松菜、白ネギ、海苔。

背脂ちゃっちゃブーム以降に流行ったラーメンの特徴を取り入れた味。パズルのピースは形が違えばはまらないが、これは無理矢理形を変えてまで押し込んだ印象だった。

東京都板橋区宮本町67-9
営業時間
火~木
11:30~24:00
金~日
11:30~22:00
定休日 月


とんこつラーメン(750円)の食券を購入。

今回は麺に注目してみた。予想以上に太く、やや白く濁った見た目の麺。啜ればプリプリ感がある。もっとボソッとしていたと思っていたが、勘違いだった。いい加減な記憶力である。

東京都中野区江古田4-5-1
営業時間
11:00~15:00
18:00~23:00
定休日 月

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