豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2012年01月


今年の中本初めは新宿店にした。店内が改装され、カウンターがU字から直線となり、壁際に2人向き合わせのテーブル席が出来ていた。多いカップル客に応えた結果だろう。

五目味噌タンメン(950円)の食券を購入。

さぁ、待ちに待った味噌煮込み鍋だ。しゃっきり感抜群の野菜に、アクセントの豚バラ肉。鍋では締めに入る麺が最初から入っており、スープや野菜達を存分に絡めて味わえるのが嬉しい。

新宿店限定メニューであるともっクリーミーと大差なかったスープの色が、中本らしい色へと変わる頃に季節外れの多汗となった。

カップル客など何のその。これからも1人鍋を楽しませてもらおう。

東京都新宿区西新宿7-8-11
営業時間
9:00~2:30
定休日 無


長く千葉ラーメンマップに掲載されており、どんな味なのだろうかと重い腰を上げて訪問。

ねぎラーメン(570円)+大盛(150円)を注文。

出て来たラーメンには、サイの目よりやや薄く長めに切られたチャーシューと炙りネギが乗っており、焼き鳥を連想させた。

東京醤油ラーメンより強く豚骨ダシを利かせたスープは、うっすらと浮かぶ背脂が確認出来る程度の濁り具合。啜ると甘味とまろみが味覚いっぱいに広がった。

純手打と看板に書かれている平打ち麺は、サクッとした食感から、抜群のもっちり感をみせる。溶け出す様に出てきた旨味とスープの甘味が仲むつまじく絡んでいた。

軽く炙られた物、輪切りされた物、薄く切られ焦がされた物の3種類の白ネギに万能ネギが加わる。甘く、苦く、香ばしくと八面六臂の活躍。これまでトッピングのネギといえば、量が多いか辛く和えられた物が多かったが、こういう手法もあるのだと思った。

他の具である炙りチャーシューも、適度な柔らで、噛みしめて味を引き出すタイプであった。

和風をひしひしと感じた味。評判のよさは、2台しかない駐車スペースに、倍の車が止まっていた事が裏付けていた。

千葉県流山市若葉台3-5
営業時間
11:00~15:00
定休日 火、第1・3水


札幌に本店がある、北海道ラーメンを出す店。果たしてどんな味のラーメンを出すのだろうかと、日曜の昼時に訪問。

扉を開けると、店内は肉屋の加工場に入った時の臭いが充満していた。大半の人は、扉を閉めて立ち去るだろう。

みそらーめん(735円)を注文。

白味噌ベースのスープは、当方が食べた事がある札幌ラーメンの中では食べ進め易く、そこそこのコクもある。謳い文句通りラーメンには臭みはなく、店内に置いてきた様だ。

札幌ラーメンとしては変わっている、さっくりとした食感で呆気なく味覚から去る旨味の麺。スープとの相性は悪くはなかった。

具は、ブロックチャーシュー、固めのメンマ、モヤシ、キクラゲ、ネギ。

当方のイメージする札幌味噌ラーメンとは随分とかけ離れた味。それにしても、あの臭いの元は何だろう。

東京都世田谷区上馬4-2-6
営業時間
11:00〜23:00
定休日 水(祝日の時は木)


新年2日目に訪問。

みそらーめん(750円)+ねぎ(200円)の食券を購入。食券を手渡す時に背脂多めコールをした。

出て来たラーメンのスープを啜る。始めは背脂とダシが、スープの色が白から赤茶色へ変わるにつれ、味噌と第三勢力のニンニクがせり上がってきた。
麺とチャーシューは、背脂の殻を割って旨味を出す。量に物を言わせたネギとモヤシがしゃっきり感を出していたが、すぐにスープに埋没しかねない状況だった。

重厚長大という言葉が相応しいラーメンだが、重過ぎずスープを飲み干せてしまうのが不思議である。

東京都台東区浅草6-5-3
営業時間
11:00〜5:00
定休日 無


新年最初はこちらを訪問。

昼限定の牛骨タン麺(800円)を注文。

牛骨と塩ダレベースのあっさりスープ。ポイントは牛脂。表面に膜を張り、ダシと一体となって甘味を形成しと、八面六臂の活躍。これは隠し味ではなく、食べ進めていると大きめの塊が顔を出した。

強縮れ太麺は粉っぽいが、旨味がよく出ており、小麦粉の塊の様な麺には出方が鈍いプリプリ感も兼ね備えていた。

具は、グループ店である大に負けない量のモヤシ、よく茹でられた白菜の芯、ニンジン、ネギ他。

脂と麺の力強さ。大にも通じる味だった。

東京都葛飾区堀切 5-3-1
営業時間
平日
11:30~2:00
土・日・祝
11:45~2:00
定休日 無

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