豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2012年02月


店の前を初めて通ったのは、もう20年も前になる。しかし、さぶちゃん@神保町と違って、中へ入る事なく今に至った。いよいよこの時が来たとばかりに入店。

中華そば(700円)を注文。

目の前の寸胴から鶏の皮と玉ネギが姿を見せ、食欲をそそられたながら待つ。

出て来たラーメンを啜る。一瞬バターに近い味も感じた背脂の甘味を最初に受け取る。続いて訪れてきた、豚骨や鶏ガラ等で取られた滋味深い味わいのスープは、何のためらいもなく飲み進められた。

中太麺は低加水で固めの茹で加減で、すぐに味覚から旨味が伝わってきた。

具は、大きな豚バラチャーシュー、やや濃い目の味付けのメンマ、大量の万能ネギ。

並々と注がれたスープを飲み干して退店。このスープをつまみに、酒が飲めてしまうなと思った。

東京都千代田区飯田橋3-11-30
営業時間
平日
11:30〜14:00
17:00〜売り切れまで

11:30〜売り切れまで
定休日 日・祝


出来て10年位経った時に初訪問。そこから更に数年経ち、久し振りに行ってみた。

らー麺(750円)の食券を購入。

店内に貼られた、東京駅ラーメンストリートのポスターには、まろやか豚骨魚介スープとあった。確かに嘘ではないが、昨今増えたより濃厚且つ高粘度のそれや、魚介のインパクトがより強いものと、より分かりやすい特徴が出ているスープと比べると物足りなさを覚えてしまった。

麺は柔らかい茹で加減で、弾力性と小麦の旨味に富む。スープでの物足りなさを多少はカバー出来たかなと思った。

具は、柔らかなチャーシュー、太いメンマ、海苔。

いつの間にか、より刺激の強い物でなければ満足出来なくなっていた。恐い恐い。

東京都千代田区九段北1-9-12
営業時間
平日
11:00〜15:00
17:00〜22:30

11:00〜22:30
定休日 日


「人生を変える中毒ラーメン」大きなテロップ付きのテレビ画面の写真が貼られており、まさに当方にも当てはまるなと思った。

北極やさい(900円)+ネギ(60円)の食券を購入。

半月振りの辛さは刺激的だ。麺の旨味を味覚の奥へ放り込んだ後は、滝の様に落ちてくる唐辛子の辛さ、味噌や具達の旨味をひたすら受け止めた。

十分欲が満たされて、階段を下った。

東京都豊島区西池袋3-26-6
営業時間
10:00〜2:00
定休日 無


中華そば(680円)の食券を購入。

大山地鶏、ゲンコツ、背ガラ、香味野菜を使い、弱火で丹念に抽出したスープ。本花鰹をベースに真昆布、サバ節、イワシ、煮干しを合わせた和ダシ。北海道産小麦を使った細麺。小豆島産、九州産醤油をブレンドと蘊蓄が並んでいた。 

そんなスープを啜ると、ガラから節と煮干しが飛び出すかの様な味。卓上に置かれたポットに入った割りスープを、レンゲに注ぎ飲んでも同様。

麺は鳶@巣鴨より気持ち細いかも知れないが似た様な食感なもので、小麦の旨味が伝わり易い。

具は、生姜焼き定食にありそうな薄さの豚バラチャーシュー、メンマ、白ネギ、海苔。

ハイレベル且つ洗練されたラーメンだったが、連食をすると見た目や味の印象が混乱してしまった。今後の課題だ。

東京都千代田区外神田3-4-1
営業時間
平日
11:00~21:00
土・祝
11:00~20:00
定休日 日


駅至近のビルの地下にある店。好立地なのになぜ日祝が定休日なのだろうと思ったら、ビル自体が日・祝休館日だった。これは仕方ない。

塩ラーメン(750円)の食券を購入。

店角を活用した、珍しい1人テーブル席が空いていたので着席。

出てきたラーメンのスープを啜る。丸鶏、ゲンコツ、鶏ガラ鰹節等の魚介が使われており、鶏が支えとなり、魚介のインパクトが特徴だった。

澄んだスープから、うどんの様な太麺が登場。使用している小麦「さぬきの夢」は、うどん用ではなかっただろうか。啜ればその見た目通り、うどんに近い食感と旨味。プリプリ感が中華麺と言われれば、そうかも知れないと思った。

具は、炙りチャーシュー、薄味が丁度良い太メンマ、ホウレン草、白髪ネギと青ネギ。

組み合わせの妙という言葉がぴったりのラーメン。他のメニューを食べるのが楽しみである。

東京都千代田区神田平河町1
営業時間
平日
11:30~14:15
18:00~20:00

11:30〜16:00
定休日
日・祝・第2・4土

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