豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2012年02月


高級料理店を思わせる店内外は異彩を放つ。これで店員が和帽子&白衣又は作務衣だったら、極度の緊張を強いられたが、幸い和風シャツと帽子姿だったので安心した。

らあめん(750円)+麺大盛(100円)の食券を購入。

細麺は国産小麦と全粒粉を配合。天然内モンゴル産カンスイ。小豆島古式天然醸造の生あげ醤油のタレ、地鶏ダシに羅臼昆布、秋刀魚節等を合わせたスープ。低温調理の肩ロース焼豚と、香ばしく焼き上げたバラ肉焼豚。イオン交換樹脂による軟水。本醸造焼酎に味醂。そうそうたる食材が使われており、読んでいるだけで気後れしないかと、冷や冷やした。

出てきたラーメンの麺を啜ると。滑る様になめらかな喉越しやプリプリ感に秀でた多加水麺。

スープは、醤油特有の辛さは皆無で、素材の旨味の上から更なる甘味がスープ全体を覆っていた。

具は、小さな肩ロースと周囲が炙られた豚バラチャーシュー、白ネギ。

甘みが特徴の、多くの人に受け入れられそうな味。

東京都豊島区巣鴨1-14-1
営業時間
平日・土
11:30〜15:00
18:00〜21:00

11:30~15:00
材料無くなり次第終了
定休日 日


昨年末、突然ラーメン雑誌に登場した茂原ラーメンを食べに出掛けてみた。

発祥であるこの店は、ログハウス風の洒落た建物に、店内はいかにもラーメン店の風情。カウンター上には、ラーメン界の有名人のサイン色紙が飾られていた。昼時とあって待ち客もおり、店員2人がフル回転。

麺類の他、ご飯物もかなり充実していたが、当然もばらーめん背脂みそ(780円)を選択。麺大盛、肉初段盛り、ニンニクあり、味普通、背脂多め麺、麺の固さ普通、トッピングは茂原ねぎで注文。果たして、正確な物が出て来るだろうか。

弁慶@浅草他と比べると控え目だが、一般的に見れば十分過ぎる量の背脂が使われたスープ。当然、味噌と背脂の甘味が味を牽引し、豚骨ダシは支え役に徹していた。

大盛の割に控え目な量の中太麺は、しっかりとスープに埋もれる。麺自体が強い粘りが特徴で、甘くトロミがあるスープとしっかりと馴染んでいたので、これはこれでよかった。

具は、売り物だが控え目な味付けで、スープの邪魔をしない豚バラ肉。有料で良いのでトッピングに追加して欲しかったモヤシと玉ネギ。まさかこれが茂原ねぎかと一瞬驚いたアオサ。そして、小さな塊として潜んでいたニンニク。どうやら茂原ねぎは忘れられた様だ。

県内で3店舗を展開しており、3店異なる味を提供しているとの事。新メニューが次々と登場しそうな期待を持たせてくれる店だった。

千葉県茂原市東部台2-35-1
営業時間
11:30~24:00
定休日 木

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ラーメンより閑散としていた丼。言い換えれば、早く食べられるのだから好都合だが、今回は一番客が入っていたこちらへ訪問。

おろしわさびすた丼(720円)+ミニサラダ(200円)の食券を購入。

しっかりと下ろされたワサビの実が中々姿を見せない程、卵黄と特製タレに入るニンニクが味を支配。丼全体がトロトロになり、大根おろしの水気がアシスト。いかにも凄そうだが、タレはホントに合わせ醤油を使ったのかと疑う程、醤油特有の辛さがなく、ホエー豚のバラ肉も同様に薄い味付けで、おろしが無くても食べ進め易い。

入店の決め手となったミニサラダ。流石はすた丼。大手牛丼チェーン店なら2人前はありそうな量。大根下ろしと共に水気タッグを組み、丼の中身がどんどん減っていった。

ボリュームと食べ易さ。人気の理由の一つなのだろう。

東京都港区高輪3-26-21
営業時間
11:00~24:00
定休日 無

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せからしかが、いつの間にかこの店になっていた。

旨塩油そば(680円)+ねぎ増し(100円)の食券を購入・・・した筈だが、券中央部には中華そば、下部にはせからしかと書かれ、路線変更した事が判明。大盛や特盛りも同一料金だったので、大盛をお願いした。 

店内にあった蘊蓄を見ると、「本物の麺の旨さを楽しんで頂く為に、塩のミネラルと素材の旨みだけで作り上げた特製油そば」とある。

冷めないうちに太麺を啜り、十分なコシと太さに見合った旨みを堪能。 汁やタレと呼べる物は中には見られず、ホントに蘊蓄通りの味付け。旨塩は表舞台に登場せずともバランスを司っていた。

具は、炙りチャーシュー、小松菜、白ネギ、生玉子。
  
食べていると聞こえてきたのが、店員2人による過酷なシフト話。心の中でお疲れ様ですと言い退店。 

東京都豊島区西池袋1-39-1
営業時間
11:00~2:00
定休日 無

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冷たいつけそばが主体の店だが、寒風吹くこの時期は温かい物が食べたい。そのメニューであるちゃんぽん(690円)の食券を購入。

乳白色の太角麺は固く茹で上げられ、噛み締め甲斐のある強いコシを魅せる。当方のイメージである、丸みを帯び、ざらっとした舌触りから、柔らかくもっちりとした食感の物とは対極の、濃厚スープのつけ麺の特徴を備えていた。

鶏ガラあたりで取られたであろうスープはそこそこに乳化しており、それらしい旨味が感じられた。

具は、笹切りにされた白ネギ、大量の白ゴマ。後は失念してしまう程、この2つのインパクトは強烈であった。

そば同様、この店らしい内容。訪問する時期を気にする必要がなくなったのは大きい。

東京都豊島区池袋2-73-3
営業時間
12:00~16:00
17:30~22:00
定休日 無

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