小さい店なのに看板を掲げておらず、らーめんと書かれた暖簾が唯一の目印の店。以前の店だったろうスナックの赤い文字の方が目立ってしまっていた。
メニューと蘊蓄を兼ねた表を見ると、創作スープと呼べる程食欲がそそられる記述が並ぶ。例えばらぁめんでは「野菜と動物の旨味溢れるスープに、味の決め手にラードを浮かせた一品です」、こうばしい魚だし正油では「サバ・アジ節等を炒って香ばしさと魚の旨味をスープに凝縮しました」等といった具合だ。
緑の野菜スープらぁめんを頼もうとしたところ、やっていないとの返答。仕方がないので、メニューの上貼られた付箋に書かれていた、キャベツのスープしお(750円)を注文。さすがにこれの蘊蓄はなかった。
さて出てきたラーメン。熱々の香油をかいくぐり、スープを啜ると、ざらっとした舌触りをわずかに感じた。鶏白湯スープに近いが、白湯の様な重さはない味。
細麺はしなやかさが売りなのだろうが、しなやか過ぎて、若干伸び気味だった。旨味も含め、もう少し存在感を出した方が良い。
具は、チャーシュー、味付け玉子、多めの量が嬉しい白ネギ。
会計時、迷惑承知で店主にスープの事を尋ねてみた。寡黙な店主は、「キャベツはペーストみたくしてる。スープは全部一緒。白湯なんてしてない。」とボソッと答えてくれた。大量の野菜が投入されたばかりの寸胴を見て、恐るべしと思った。
静岡県御殿場市新橋1536-2
営業時間
11:30〜15:00
18:00〜21:00
定休日 木





