豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2013年09月

bakubaku

評判の良さは知っていたが、これまで訪問の機会が作れなかった店。

訪問時は猛暑日で、店前に置かれたメニューには、つけ麺の写真が大きく載っていたが、らーめん大(680円)の食券を購入。

専用の部屋で打たれる自家製麺を啜ってみると、まるで冷麦である。全粒粉使用とあり、それらしい風味があるのかと思いきや、当方の鈍い舌では感じられなかった。そんな麺でも、スープと絡めて最後まで美味しく頂けたのだから、ラーメンって分からない。

醤油の香りが引き立つスープを啜る。味覚まで醤油に占拠される事なく、動物系と魚介系が程良くバランスされたダシの旨味が主役を務めた。

具はチャーシュー、メンマ、白ネギ他。

様々な媒体が取り上げた理由が分かったラーメン。一方つけ麺は、よくありそうな濃厚豚骨魚介味の見た目。違った物を想像しただけに拍子抜け。このラーメンだけでは、再訪までの間隔はかなり開いてしまう。

千葉県木更津市潮見5-1-30
営業時間     
平日
11:00~15:30
17:30~20:00
土・日・祝
11:00~20:00
定休日     月 

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ラーメンマップ東京を見て訪問。

カフェ風の洒落た店内、狭い乍らもカウンター席とテーブル席が用意されており、地域性を感じた。

メニューは担担麺と中華そばの2枚看板。その中から海老香る担担麺(850円)の食券を購入。辛さが選べ、3辛又は4辛から後者を選択。

スープを啜ると鶏が鎮座しており、ラー油等の辛さがその上で威力を発揮。花山椒等は控えめで、ピリッと刺激はあったが舌に突き刺す程ではなかった。

中太麺はスープに従順である。スープを受け止め、己の味を捧げて消えていった。

具は、担々麺で使われていたのは初めて見たザーサイ、白ネギ、コク出し要員のそぼろ肉、そして香って絡み付く干し海老。

辛さや痺れを適度に効かせ乍らも、食べやすくツボを抑えた味。他のメニューも試したくなった。

東京都大田区南馬込5-39-12
営業時間
月〜土
11:00〜14:30(L.O)
17:00〜22:30(L.O)
日・祝
11:00〜21:30(L.O)
定休日 無

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この店も名前を知ってから随分経った後に訪問。どんなラーメンを出しているのか知らずに店に到着してみると、「鯛だし」と幟が立てられていた。

基本メニューは、鯛だしのラーメンと中に入れるチャーシュー(ロース、バラ、ほほの3種類)との組み合わせ。その中から、チャーシューとの鯛だし焼豚らーめん醤油(600円)を注文。

「鯛を飲む」と書ける濃厚なスープ。動物系のダシがコクを増幅させていた。

細麺は茹で加減、食感は完璧だが、臭みと麺本来のものとは思えない味がする。これがカンスイか?最後まで正体が分からぬまま、仕方なく食べた。

具は、肉らしい味を最後まで出し続けたロースのチャーシュー、青ネギ、メンマ、味付玉子とシンプル。

麺以外は圧倒されたラーメン。これはもう一度食べるべきか。でも、宇都宮は激戦地区だ。再訪問は何年後になるだろう。

栃木県宇都宮市中央2-8-6
営業時間
平日
11:30~14:30
(7月~9月までは11:30~14:00)
17:30~20:00
土・日・祝
11:30~3:00
17:30~8:00
定休日 金の夜

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開店してすぐに、評判の良さをネットで知った。それから幾年、ようやく訪問する事が出来た。バイパス沿いにあり、駐車場を備えた広めの店内と、典型的な郊外型店舗。

豊富なメニューから、香味ねぎそば醤油味(700円)を注文。

「赤鶏丸ガラを中心に、たっぷりの海産物と香味野菜を使った」とメニューに書かれていたスープ。啜ると、香味油のお陰で熱々。意外と多めだった油をくぐり抜けると、鰹節がこっちよと手招きをしていた。誘われるままに奥へ入り、気がつけば鶏の部屋で果てていた。

乱切り平打ち麺は加水率高めで難なくスープと合ったが、スープ程の驚きや凄みはなかった。両方共突出すると喧嘩をしてしまうので、これでいいのかもしれない。

具は、サイコロ状に切られた肉と脂身が半分ずつのチャーシュー、細メンマ、やや固く薄味で、明らかにシーズンオフだったネギ。

多めの油やネギから、このラーメンは食べる季節を選ぶのかなと思った。訪問日は猛暑だったので、涼しくなるこれからが良いかも知れない。

栃木県宇都宮市幕田町597-1
営業時間
平日
11:30〜14:30
17:30〜21:00
土・日・祝
11:30〜15:00
17:30〜21:00
定休日
月(祝日の時は翌日休み)、 第1日曜

morinochukasoba

同じ多賀野@荏原中延出身である、とんちぼ@鶴ヶ島には年に数回訪問しているのに、こちらは開店当初に行ったきり。そろそろ未食のメニューを食べなければと訪問。開店して1年半以上経ったが、壁は白さを、木製カウンターつやを保っており、とんちぼ同様、掃除が行き届いているなと思った。

前回訪問時はまだ提供されていなかった、つけそば(750円)の食券を購入。

茹で上がった麺は、トングで掴まれ皿へ盛られる。とんちぼ@鶴ヶ島の様な豪快な湯切りは見られない。出されたものを見て食べると、加水率そこそこの中細麺で、もっちりとした弾力性が特徴ですいすいと箸が進む。

スープは小鍋に入れ温められる。ウリである煮干はスープとダシパックに入っており、とんちぼの様に追加投入されることはない。更に小鍋に落とし蓋をするのが、この店流。粛々と器へ注がれたスープは、濃度や粘度は低く、油のコクと黒糖の様な上品な甘さが伝わってきた。鷹の爪が辛さ役を務めており、つけ麺のスープとしてはクラシカルなものだった。

最後に、とんちぼ同様ポットに入れられた割りスープを器に入れ、飲み干した。

「動のとんちぼ、静のもりの中華そば」同じ出身でこうも違うのかというのが感想である。

神奈川県横浜市港北区綱島西3-22-14
営業時間
第2以外の水・木・金
11:3014:30
18:0021:00
月・土・日・祝
11:3014:30
いずれもスープ切れ終了
定休日   火・第2水 

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