豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2014年10月

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ブーケしかなかった鶴ヶ島駅東口駅前の通りに、あっという間に3軒のラーメン店が出来た。なのに、とんちぼより後に出来た店は揃って日曜定休と、先輩2軒に遠慮しているのかと思わせてしまうほど。当然とんちぼへのヘビロテとなった。ようやくとんちぼ定休日に機会が作れたので訪問。

ラーメン(750円)の食券を購入。

雑誌には小金井二郎出身とあり、果たしてどんな塩梅なのかとスープを啜る。背脂の甘みと醤油ダレの辛みとがバランスされ、適度に乳化しており、大変食べ易かった。カラメ二郎である小金井の味を想像していただけに嬉しい誤算だった。

厨房隅に置かれた製麺機で打たれる極太平打麺。小金井二郎の富士丸@東京都北区に通じる、小麦の塊の様なそれには及ばないが、旨味やコシは十分。本家と比べても何ら遜色なかった。

何より嬉しかったのがモヤシとキャベツ。マシをしなくとも十分な量であることは勿論、最後まで口内でショリショリと響かせながら、瑞々しさを演出していた。

二郎系に期待される特徴をしっかりと出しながら、バランス良くまとめられたラーメン。とんちぼ店主が一時期よく食べていた理由が分かった気がした。

埼玉県川越市小堤910-28
営業時間
平日
11:30~14:30
17:30~22:15

11:30~14:30
18:00~21:00

11:30~16:00
定休日 日


喜多方ラーメンが佐倉で食べられると千葉ラーメンWalkerで目にし、これならばと訪問。昔、ブームになったフランチャイズ店は大きく数を減らし、同じ福島でも白河ラーメンの方が関東では食べられる店が多くなった感がある。

まったり蔵出し醤油らーめん(600円)+大盛り(100円)+税を注文。

始めに浅漬が出てきた。昆布と鰹節をホンノリと効かせた、塩加減控えめの味で、これならライスを頼んでも良いかなと思った。

背脂の量が選べ、多めとお願いしたところ背脂チャッチャラーメンと見紛う程の量が入ったスープ。が、似ているのは見た目だけで、一口啜れば、動物系と魚介系のスープ、自慢の醤油を使ったタレが絶妙なバランスを取り、己の味を披露していた。そして、多量の背脂の甘みと背脂と見分けがつかない刻み玉ネギの瑞々しさが、アクセントとなっていた。

中太縮れ麺は、喜多方ラーメンらしくプリモチの食感と程良い旨味を出しており、スープとの相性も良好だった。

具は、バラとロースのチャーシュー、食感重視のメンマ、前記の玉ネギ、白ネギ。

待っている間、カウンター席に置かれたメニューの後ろにこう書かれていた「浅草店」。以前、同じ千葉県の旭市まで食べに行った 支那そば へいきちが、東京都日野市にも支店があるのを食後に知ったという事があった。あゝまたやってしまった。

千葉県佐倉市表町4-1-1
営業時間
11:30~21:00(L.O.20:30)
定休日 月(祝日の時は翌日休)

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久しぶりに食べる、関東で食べられる関西の味。この店、出来た事は知ってしたが、場所すら調べずにいた。先日、いつもは通らない狭隘路地にあるのを見つけ、折角だからと入店。

煮干しらーめん(700円)+麺大盛(100円)の食券を購入。

濃厚豚骨スープと煮干を組み合わせたとは知っており、味も想像出来るだろうなと思っていた。そんなスープを一口。濃厚豚骨としてはかなり熱々で、粘度がややスポイルされる程。勿論、嘘偽りなく豚骨と煮干しの味がこれでもかと味覚に押し寄せてきた。しかし、動物系スープがあそこまで高濃度・粘度だと、煮干しのインパクトは弱くなってしまう。

続いて麺を啜り噛み締めると、想像以上のプリプリ感と強い甘みが味覚に伝わってきた。すっかりスープの事など頭から離れてしまい、むしゃぶりつく様に食べ尽くしてしまった。

具は、チャーシュー、メンマ、白ネギとシンプル。

この麺ならつけ麺も良さそうだなと思ったが、この辺りでラーメンを食べる事が殆どない為、いつのことになるやらという、いつもの結末で終わる。

東京都新宿区新宿3-31-5
営業時間
11:00~23:00
定休日 無

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みそらーめん(750円)+大盛り(120円)の食券を購入。

中華鍋を振り調理されるラーメンが出てきた。背脂が浮かび、一口含めばラード、ニンニク、そして味噌やダシの旨味が大挙して味覚に押し寄せてくるスープ。油の量は多過ぎず。ダシのカドが丸いのは、野菜によるものだろうか。

喉越しの良い細縮れ麺が精一杯口内で踊り、スープと味覚上での共演を繰り広げる。大盛りにしても伸びる事なく、選択は正解だった。

具は、箸休め役としてのモヤシが一番の活躍。他方、チャーシューはしっかりと味が染みたチャーシューと、甘過ぎず辛過ぎずの適度な味付けだったメンマはなくても成立するなと思ってしまった。

直営、フランチャイズ含めかなりの店舗数があるが、多くは道内。道外では沖縄県が最多と偏りのある出店。もう少し地域を広げても良いと思うのだが。

東京都文京区湯島1-11-13
11:00~21:00
定休日 日

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何年か前に食べたほおずきの店前に大行列が出来ており、驚きながら通過。近場を徘徊していたら、担々麺の文字が目に入ったので、そのまま入店。

黒ゴマ担々麺(700円)を注文。

細縮れ麺をモヤシと絡ませ、黒ゴマスープと口内で合わせる。コク要員の挽肉と潜む干しエビを噛み締め、共演を存分に味わう。それをガラベースでキレのあるスープが、最後まで熱さを保ち背後から見守る 。

丼の底に溜まった大量の黒ゴマ、そぼろ肉、干しエビをレンゲですくい取り、退店。

東京都中野区中野5-60-2
営業時間
平日
11:30~14:00
17:00~24:00

11:30~15:00
17:00~2:00(L.O)
日・祝
11:30~15:00
定休日 不定

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