豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2015年01月

image

高田馬場から早稲田方向へ歩く。すっかり行列店となった、やまぐちを通り過ぎてこの店へ入る。

博多らーめん(680円)を注文。

スープを一口。液状化した骨が舌をザラッとひとなで。飲み進める程に、口内で濃度がグイグイと上がってゆく。

小麦粉の集合体と書ける細麺。蘊蓄に「滑らか」とあったが、麺として最低限の程度だった。啜り噛み締めると、紐から塊へと形を変え、塊らしい味を出す。

具は、オリジナルであろう角煮、甘い味付のメンマ、海苔。

最後は、残り少なくなった骨をレンゲですくい取って、丼を空にした。今時らしい、濃厚な味に仕立てられたラーメン。今後も連食2軒目の有力な選択肢となるだろう。

東京都新宿区西早稲田2-10-15
営業時間
日~木
11:00~1:30
金・土
11:00~3:00
定休日 無

image

前回訪問時、移転のチラシを貰っており、予定通り移転開店したとブログで目にしたので訪問。駅に近くなったとは聞いていたが、前の店舗よりかなり広くなっており、店隣りにある駐車場も使えと、より遠征組に優しくなった。

2014年末に訪問したが、限定だった濃い年末スペシャルは残念ながら売り切れ。鶏淡麗ら〜めんのうち、しょうゆら〜めん(700円)を注文。

スープを啜る。チー湯が先陣を切り、鶏ガラと醤油の旨味が力走する。最後にユズの香りが鼻腔を駆け抜け、一集団が終わる。どれもが絶妙なタイミングで味覚にやってくるので、味わいながら微笑んでしまう。

サクッと紙切れ、良好な喉越しとしっかりとした旨味を出す麺。前回のしおら〜めんの時には少し太いかなと思ったが、今回は細麺らしいサイズになっていたのは気のせいだろうか。

具は、低温チャーシュー、穂先メンマ、姫タケ、青ネギ、水菜、ユズ。

メニューの一番上に記載される理由が分かる味。麺類のメニューは豊富だが、基本はこのラーメンなのだなと実感した。

栃木県栃木市片柳町1-2-38
営業時間
11:30~14:30
17:30〜21:00(L.O)
定休日 木

image

前回の訪問で、店主より煮干しらーめんを始めると言われ再訪。

煮干しらーめんは煮干しの効かせ方が3ランクあり、出会いの1、今回食券を購入した大好き2ニボ(780円)、そして溺愛と銘打たれた3。3は限定5食の為、売り切れ。溺愛するには、朝一の特急スペーシアに乗る程の気合が必要である。

高いカウンター席の、ちょっと腰を上げる程度では座れない高い椅子へ座る。カウンター下で調理が行われており、壁沿いに貼られたステンレスの反射により見る事が出来た。

出てきたラーメンを見る。黒くくすんだスープは煮干しの証し。対抗勢力がなく、味は煮干しの独壇場。煮干し湯ではないのか?と問われれば、なにがしかの食材が暗躍しているのだろう。それは免れていた。

細麺はさっくりとした食感。良好な旨味と喉越しを魅せ、スープとの相性も相応に良かった。

具は、チャーシュー、玉ネギ、カイワレ、糸唐辛子、海苔。

溺愛でなくとも、十分煮干しを堪能出来るラーメン。ここで思うのが、伊藤@東京都北区他。あそこまで煮干しは効いておらず、煮干し以外の味構成要員も、今一の働きだった。

メニューをめくると、煮干し淡麗系とまぜそばが Coming Soonとあった。果たしてどんな味なのか楽しみである。

栃木県栃木市沼和田町11-20
営業時間
11:30〜14:30
材料切れ次第閉店
定休日 店内及びブログ等で案内

image

そういえば久しく入っていないなと思い、券売機の前に立った。

初見の黒王(890円)の食券を購入。細麺と中太麺から細麺をお願いした。辛いタレをかかるか否かを尋ねられたので、かける様お願いした。

自家製黒油を使ったと謳うスープ。HEY!イカ墨ぃ〜ツ♪と、スープのみならず、中央に盛られたそぼろまで黒である。啜ると、甘みとコクの中から刺客の如く、辛いタレが味覚を鋭く狙っていた。

細麺は、博多豚骨スタイルらしい、見事な小麦粉の塊感にあふれていた。が、丼投入後の箸でのほぐし不足で、ダマになっていたのはマイナスである。

そぼろ以外の具は、チャーシュー、青ネギ、そぼろ山に植えられたフライドガーリック。ガーリック以外は、スープとそぼろのインパクトが強過ぎて、すっかり脇役だった。

完成度が高く、差別化が大変な博多スタイルラーメンの中で、新鮮味を感じられた味。今後もノーマルに飽きたら食べよう。

埼玉県さいたま市大宮区大門町1-24-1
営業時間
24時間
定休日  無

image

出来た事は知っていたが、食べる機会を中々作れなかった店。2014年末にようやく訪問。

ラーメンのイラスト入り看板も目立つが、中に入って驚いたのが、蘊蓄の数。
「スープは濃厚げんこつ鶏ガラの旨味が効いた味わい深い力強いスープ」
「麺は自家製切刃16番中太ストレートつるっともちっとのどごしする。自慢のスープがよく絡む」
「醤油は熟成。3種をブレンドした、香り豊かな本醸造。昆布の旨み加えた深くまろやかな醤油ダレ」

まだまだ続く蘊蓄の中に、周麺とあった。後で調べてみたところ、高崎にある店が東京へ出店してきたとの事。環状7号線からは少し距離があるが、凱旋帰京といったところか。

ブッチャー麺(680円)の食券を購入。 脂の量を鬼脂、多め、ふつう、少なめ、ぬきから選べ、今回は多めを頼んだ。

出てきたラーメンのスープを啜る。甘みとコクのある背脂を従え、スープが味覚にやってきた。古くからある同様の店と比べ、醤油の風味をしっかりと感じるが、辛くなる程には効かせておらず。ダシのコクや旨味は強いが、濃厚豚骨の様な濃度ではなしと、環7ラーメンの代名詞となった、背脂チャッチャラーメンらしい出来だった。

一方麺は、つけ麺の様なもっちり感と小麦粉の旨味が強く出るタイプ。やや細く、抜群のスープ吸収力を誇るオリジナルとは異なり、スープと良く絡む。タレの次に麺を投入する製法と合間って、醤油辛くて麺が食べられない事すらあったオリジナルより遥かにマシである。

具は、バラチャーシュー、辛からず甘からずの味付けであるメンマ、細く量も少ないが、味の変化を実感出来るモヤシ。風味抜群の海苔、味付玉子。

麺類の他、唐揚げや餃子のサイドメニューも売りで、心ゆくまで油や脂が摂取出来る。ストレス解消にはいい選択肢になるかも。

東京都板橋区板橋1-16-2
営業時間
11:00〜5:00
定休日 無

このページのトップヘ