豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2015年03月

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以前は違う名前のラーメン店だったが、いつの間にこの店が出来ていた。博多ラーメンと濃厚担々麺の店と銘打っており、更に新メニューとして東京豚骨ラーメンが加わっていた。果たしてどんなもんなのだろうかと、入店。

カウンターには、白ゴマ、白コショウ、紅ショウガ、辛子高菜、唐辛子を加えたニンニク、味かえ香味酢、らーめんダレと豊富な数の調味料が置かれていたが、今回それらの出番はなさそうな担々麺(790円)の食券を購入。

出て来た担々麺のスープを啜る。他店の担々麺以上にゴマペーストの効いていた。それを勘案しても、担々麺のスープとしてはかなりの濃度と粘度。きっと博多ラーメンとベースのスープは一緒だろう。そう考えると、博多のラーメン店で出てきそうな担々麺が、東京で食べられる貴重な存在となるのだろうか。

中太縮れ麺は、プリモチの部類で博多ラーメンとは対象的な特徴。何も意識することなく、食べ切ってしまい、これ以上書く事が見当たらない(苦笑)。

具は、厚切りのキャベツ、コク出し要員のソボロ、高菜、ニラ、キクラゲと、他店の担々麺ではお目にかからないものが多く、且つ具沢山である。

ユニークな担々麺。個性的なラーメン出す店が点在する駒込駅界隈で、また1つ選択肢が増えた。

東京都豊島区駒込2-14-8
営業時間
火~土
11:30~14:30
18:30~1:00

11:30~16:30
18:30〜20:30
定休日 月

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一昨年からラーメンWalker千葉に掲載されており、気になっていた店。

正油(700円)を注文。

小鍋に背脂を入れてからスープが加わる。ザルで漉されながら投入される、所謂背脂チャッチャ系とは異なった工程。そんなスープを一口。「お久しぶりです」と、 懐かしい塩気が挨拶をしてきた。これこれ、昔の背脂チャッチャ系ラーメンの味である。味は如何にと味覚を進めてみると、流石にコクや旨味は昔のそれより強いが、なりたけやごっつ等、他店と比べると大人しい。そこが「体に優しいラーメン」を掲げるこの店の特徴だろう。そして、コクや塩気を全力で押さえにかかるのが、モヤシ、ワカメ、玉ネギの具達。中々強力な面子で、コク塩気勢力を押さえつけ、次の勢力を迎え撃つ。少ないスープの量とあって、終盤まで攻防戦が繰り広げられた。

麺は札幌味噌ラーメンに良く見られる、黄色い細縮れ。この手のラーメンに使われるのは珍しいかも知れない。メニューに味噌があるのだが、そちらに合わせたのではないかと思ってしまった程だった。

チャーシューは、携帯用バーナーを使い、上から炙るのではなく、専用のガス台の上に置かれた金属製の網と台を使って、下から炙られる。温度、ひたたり落ちる油、芳醇な旨味、どれを取っても携帯用バーナーとは格の違いを見せつけられた。

背脂豚骨ラーメンも、まだまだ進化の方向性があるのだなと思った。

千葉県千葉市中央区松波4-20-7
営業時間
11:00~23:00
定休日 火

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亀有に支店が出来たと知り、常磐線の日暮里駅で列車を待っていたところ、来た列車は特別快速で、次の停車駅は松戸。ならばと、本店を久しぶりに訪問。

土曜の昼時だったので行列が出来ており、店員が注入を取りに来た。ラーメン(780円)を注文・・・と思ったら、入口脇に食券機が。行列時はこういうシステムの様だ。

前回はとみ田からの連食で、ボリュームがあった事しか覚えていない。幸い店頭にメニュー写真が貼られていたので、容易に想像は出来た。

スープは濃厚豚骨魚介で、同様のラーメンと比べて醤油ダレがやや強く効いている。何だかとみ田のつけ麺と近似性を感じるなと思いながら啜る。高過ぎず低くもない粘度。醤油の辛さもなく、レンゲも進む。

抜群のもっちり感を誇る太麺。意外とあっさり噛み切れ、噛み始めから果汁の如く旨味が溢れた。

具のチャーシューは、噛み締めて味を引き出す物。他はメンマ、白ネギとシンプル。

そして、このラーメンに合うと思ったのが黒コショウ。最初から適度にかかっていたが、途中で追加投入した程。スープや麺に負けない様、盛大に丼へ撒こうかと思ったが、コショウそばになってしまうので自粛した。

つけ麺だと食傷な濃厚豚骨魚介味なのに、ラーメンだとさほどではない。愛情の注ぎ方に差があるな。

千葉県松戸市根本462
営業時間
営業時間
11:00〜21:30
定休日 無

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蒙古タンメン中本から気分を変えて、こちらを訪問。

パクチーカラシビ味噌らー麺(950円)の食券を購入。カラとシビは、無料の上限である増し増しをお願いした。

甘くぽってりとした味噌味のスープにカラシビとパクチーが猛攻をしかけてくる。味噌との激しい攻防戦の末、引き分け。「味噌、手強い」と一瞬思ったが、単に当方が慣れただけである。

平打中太麺は、プリモチの食感でしっかりとした旨味があり、スープとの絡みも良好。文章にする能力はないが、この絡み方、出身店である麺屋武蔵を思い出した。

パクチー以外の具は、炙りチャーシュー、丼底に沈んでいた前回から頂上へと上り詰めたヤングコーン、モヤシ、ネギ。そう言えば、食券機に「鬼増し」として、ヤングコーン、モヤシ、肉、ネギのボタンがあった。一品200円〜300円と高いが、選択肢が増えるのは良い事だし、何よりその量を見てみたい。

これからも、辛さ欲求を満たして貰う店として蒙古タンメン中本と併せて訪問したい。

東京都豊島区東池袋1-13-14
営業時間
11:00~22:00
定休日 無

2015-03-01-22-15-57

職場で二郎の話題が出た。そう言えば行ってないなと思い、久しぶりの直系二郎はどこにしようかと迷う楽しみが出来た。

ラーメン(700円)の食券を購入。

広く取られた厨房。その奥に置かれた製麺機、テーブル上の大きな袋に入ったモヤシとキャベツ。大小の寸胴。食べ手も妙に気合が入る瞬間である。

平ザルを駆使して気合の入った湯切り太麺。

カウンターに置かれたラーメンを、こぼさぬ様、慎重に下ろす。

混ぜつつ、麺を啜る。柔らかめの茹で加減の平打。噛み締める程に旨味が引き出される。咀嚼するのが楽しくなってきた。

丼に隙間が出来た頃スープを啜る。脂は魔物だ。味覚へ甘みを幾重にも塗りつけてくる。後に醤油とコクが続いた。

前半はしゃっきり、後半はしっとりのモヤシとキャベツ。豚も程良く味が染みており、こちらも

スープだけになった丼を見て驚いた。湖に張った氷の様に分厚くなった脂に。これはクドくなるのは無理ないなと思い、丼をカウンターに上げた。

東京都西東京市谷戸町3-27-24
営業時間
11:30〜14:30
17:45〜20:45

10:30〜16:00
麺なくなり次第閉店
定休日 日、不定で祝日

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