豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2015年05月

image


大石家だった時に1度店前を通ったが、案の定営業していなかった。結局、食べる事が出来ないまま閉店。ところが、味を引き継ぎ、同じ場所で開店したとネットで知り訪問。

佐賀熊本濃厚とんこつ 梅吉らーめん(680円)+大盛り(100円)を注文。他にあっさりがあり、ニンニクが控え目で、柚子胡椒入のあっさりに対し、濃厚はニンニク5倍で柚子胡椒なしとの事。

出て来たラーメンを見て驚いた。関東の人間のイメージする熊本ラーメンは、程度の差はあれ、黒いマー油がシンボルとなっていたのに、こちらは普通の豚骨スープ程度の茶褐色。店主曰く、大石家にならい、白マー油を使用しているとの事。大石家が休みが多く不安定な営業だった事は知っていたので、どうせ行っても開いてないだろうと、あまり関心を持っていなかったので、知らないままだった。啜れば当方がイメージする熊本ラーメンの味になっており、カウンター上のニンニクチップのお世話にならなくて済んだ。

太さ以上にもっちりとしており、乗せられたチーズを引き継ぐかの様な粘りを魅せる麺。旨味を伴っているのは勿論だ。それにしても、大盛りとはっきり分かる分量。デポ2つから上げられ丼に投入されるのが視界に入った。320グラムあるとの事。

店主曰く、大盛りは320グラム。学生が多い町で、二郎系の店が多いのでこの量となったとの事。

思う存分熊本ラーメンを堪能したい時には、うってつけの店である。

神奈川県相模原市中央区鹿沼台1-1
営業時間
11:30~15:00
(スープ切れ次第終了)
定休日 不定

image


image


かつて日曜定休だった為、1度行っただけで、長期未訪問の店。日曜定休がなくなり、存在を思い出したので、久しぶりに訪問した。

ラーメン(800円)+大盛り又は替え玉(100円)の食券を購入。当方の想像を超えたスピードで出て来たのには驚いた。

2日間煮込んだ豚骨スープに、たっぷりの魚介を合わせたスープとあった。飲み易い粘度になっており、ドロザラの食感を伴った各々の味が伝わってきた。

麺はまさかの全粒粉入の細麺。こちらもザラザラの舌触りで、日本蕎麦そっくり。噛み締めるとちゃんと小麦粉の味がしたから、紛う事なく中華麺だが。果たして飲み易いとは言え、高濃度・粘度である事には違いないスープとの相性は如何に?!と思ったが、埋もれる事なく、味が出ていたのだからよし。

具は、柔らかなチャーシューと穂先メンマ、青ネギ。

どことなく無鉄砲と方向が似ているなと思いながらも、食べ切り退店。

東京都新宿区市谷田町1-3
営業時間
平日
11:00~15:00
17:00~23:00

11:00~23:00
日・祝
11:00~17:00
定休日 無

image

純連高田馬場店長が純連の味を引き継ぎ、純連から独立。この店名になってからは初訪問。

味噌(800円)+麺大盛り(100円)の食券を購入。

熱々のラード、ショウガ、味噌と塩気の洗礼を久々に受けた。この類の味噌ラーメンばかり食べていてもつまらないが、思い出した時に食べておくのは大切だ。

短く切り揃えられた中細縮れ麺。プリプリの食感と適度な旨味と当方がイメージする「さっぽろ」そのものだった。

細切れからそぼろ状になっていた豚肉やメンマもしっかり脇を固めていた。

ネット上では、純すみ云々なんて記述を見るが、特に熱狂的ではない当方は、これでいいじゃないかと思った。

東京都新宿区高田馬場3-12-8
営業時間
11:00~22:30
定休日 無
※人員不足のため、2015年5月18日~6月30日まで毎週月曜日定休

image

埼玉ラーメンWalkerに掲載され、気になった店。到着すると既に10人程の列が出来ていた。

後ろにつき待っていると、程なく「ホンビノス貝」と書かれた発泡スチロールの箱が、厨房入口前に置かれた。

幻六そば大盛り(800円)の食券を購入。

外で待っている時から、換気扇からハマグリの香りが漏れる。 木が多用され、間接照明があしらわれた店内に入ると、香りの服を身にまとったかのような錯覚になった。

そして、出て来たそばのスープを啜る。香りとおあずけをくらっていた旨味が、これでもかと嗅覚と味覚を圧倒する。もうハマグリだのホンビノスだのどうでもよくなる。

プリモチでスープに己の旨味を乗せ、味を昇華させていた中細麺。スープとの相性も抜群だった。

この店のもう一つの売りであるチャーシュー。あわ雪ポークという豚を使ったそれは、ベーコン並みの薄さながら、適度な歯応えとまろやかな旨味を引き出す楽しみがあるものだった。

他の具は、コリコリの食感で、若干濃い目の味付のメンマと三つ葉。

オーソドックスな見た目から、圧倒的な味を出す、今時らしいラーメン。行列が出来る理由が分かった。

埼玉県朝霞市東弁財1-3-10
営業時間
11:00~14:30
17:00~20:00
(スープがなくなり次第終了)
定休日 水

image


昔住んでいたところの近くに旧本店があった。既に昼のみの営業で、行列店でもあったので、結局食べに行ったのは数回。初めて行った時は、知識が何もなく大盛りを頼んで残してしまった。

閉店の報が流れてからの列の長さは尋常ではなく、閉店日は朝からラジオ中継が入った程。当方せめてもと、滝野川大勝軒へ向かった。

そんな事を思い出しながら食券を購入後、旧本店があった、「東池袋四丁目28」の住居表示板が打ち付けられた柱の脇に着席。今や現代的な店構えとなったが、今も昔も活気があることには変わりない。あの頃夜に店前を通ると、仕込みや片付けをしていたのであろうが、これから開店するのかと錯覚しそうな匂いが漂っていた。

もりそば(750円)を手繰る。甘・辛・酸味に油が加わるつけ汁。昔に比べ、穏やかになったと思うのは気のせいか。一方、柔らかだが、伸びている訳ではないという、絶妙な茹で加減の太麺。今時ではあまり見られないこのバランスが肝なのだと思った。薄いチャーシュー、メンマ、ゆで玉子、白ネギの具達が花を添えてくれた。

「ごちそうさまでした」と言って店を出る。パイプ椅子に座って、屈託のない笑顔で見送っていた初代店主の分まで。「ありがとうございました」と店員の声が響いた。

東京都豊島区南池袋2-42-8
営業時間
11:00〜22:30
スープなくなり次第終了
定休日 無

このページのトップヘ