豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2015年05月

image

ネットで知った店。

参弐つけそば(850円)の食券を購入。

北海道産の小麦を使った全粒粉入中太麺。黄色く縮れた加水高めの中太麺。白く加水低めの中太麺。たましゃもの丸鶏を使ったという醤油と塩味のスープ。3種類の麺と2種類のスープで「参弐」である。

これで思い出したのが、かつて恵比寿麦酒記念館で出されていた、ビールの飲み比べというメニュー。グラスに入った3種類のビールが一度に味わえるとあって、幾度か頼んでいた。さて、このつけそばの味はどうなのだろうか。

白色麺はどちらかと言えば塩が合っていた。この塩味のスープは麺を弾く印象があったが、この麺は比較的絡んでおり、善戦したと思った。

続いて全粒粉入麺。箸で持ち上げるとプンと香り、舌に触れると、如何にも全粒粉らしい味が出て来た。それぞれのスープとの相性は明確だった。柔道の判定のごとく醤油側に旗が振られた。

最後は黄色縮れ麺。醤油とはクラシカルな組み合わせ。塩とは何とかお互い歩み寄ったなといった感想。

チャーシュー、太メンマ、もう少し長めに蒸されていた方が好みだった鶏。スパイスがかかっていたのは珍しいと思った。

食べ比べを終え、このつけそばは、このままのスタイルを貫くのか、麺、スープ、具がより相応しい組み合わせとなって新たに出てくるのか、どちらなのかと思った。現状、スープは油と塩分が強く、スープやご飯で割っても飲み干そうとは思わない。麺もスープを弾くもの、やどちらのスープに合わせても決め手に欠けるものがあったりとで、これを続けて食べようとは思わない。入門編として用意するのは良いが、次の選択肢のつけそばを早めに用意する方が良いなと思った。

埼玉県川越市中原町1-23-3
営業時間
11:00〜15:00
17:00〜23:00
定休日 無

image

またもネットでのチェックを怠り、看板が外された建物の前にたたずんでしまった。只、ここは激戦地区立川。迷った挙句、そのユニークな名前とメニューに惹かれ、久々にたま館へ入った。

そのメニューである、豚煮干ちゃんぽん(850円)+麺大盛(100円)の食券を購入。

それにしても、他店は満席かそれに近い客入りだったのに、こちらは何とゼロ!ゴールデンウィークの昼時でこれは大変である。後から行列を避ける様にこちらに来た客がぽつぽついたが。

出て来たちゃんぽんを啜る。味覚が麻痺する程の温度とスパイスの相乗効果。やがて、かき分ける様にして豚骨スープの味が来たが、予想外の豚骨臭が覆い被さった。アレっ、外したかなと思ったが、スープの濃度が上がってきた事で気にならなくなった。とうとう最後まで煮干を探し出せなかったが、この熱々さだから仕方あるまい。

加水高めで、もっちりとした食感が特徴の太麺。これも熱々でついぞ旨味が分からずじまい。

豊富な具も、とりあえず味は感じられたけれど、といった具合。

旨味調味料不使用を謳っており、線の細さは感じられなかった。が、良い結果に結びつくとは限らない例となった。食後、店外の掲示を見ると、4/4に開店したばかりとの事。未知の物であり、まだまだ改良は出来るだろう。

東京都立川市錦町1-2-16
営業時間
11:00~1:30
定休日 無

image

image

ずっとその名は知っていたが、行く機会を作れず。いつの間にか「ラーメンショップ」が取れ、今に至った。「ラーメンショップ」が付いていた時から行列店だったので、果たしてどんな個性があるのだろうかと、炎天下の元、ベンチにかけながら思っていた。

ネギラーメンネギ丼付(900円)の食券を購入。

もっちりとした食感からしっかりとした旨味を出す太麺に衝撃を受けた。これなら箸が進んでしまうのは間違いない。今回は見送ったが、

旧来の背脂チャッチャ系の特徴だった塩気を残しながら、今時のラーメンらしく、少しだけ旨味が増されたスープ。そのさじ加減が見事だった。

続いてネギ丼に箸を向ける。でしゃばり過ぎず、大人し過ぎずの油の甘味。ネギを噛み締めると想定以上の辛味が伝わるが、サッと身を引く潔さがある。脇役となってしまった、ザーサイとチャーシュー。それらを米と合わせ、味の共演を楽しんだ。

幾度か行った事があるドモン@戸田と比べ、丁寧に作られていると思った。背脂を丼へ入れる時に発するザルをこする音など聞こえず、油とネギの入った丼を撹拌するのも穏やか。そんな過程を経て出される物の違いは明らかだ。後は、ラーメンショップの味か好きか否かであろう。

千葉県習志野市谷津6-21-4
営業時間
10:00~1:00
定休日 月(祝日の時は翌日)

image

がんこらーめんがあった場所に出来た店。店頭とネットの情報を合わせると、神田わいずの系列店で、濃厚旨口豚骨醤油を謳っていた。家系だが家系ではないとあった。

きゃべつもやしラーメン(830円)の食券を購入。麺の茹で加減、味の濃さを全て普通、きゃべつ大盛りをお願いした。

出て来たラーメンのスープを啜る。確かに濃厚だ。武道家程どろりとしておらず、吉村家の醤油辛さもなく、やや甘口。これはウケるなと思った。 生ニンニク、無臭ニンニク、豆板醤と、家系に見られる豊富な調味料は、こちらでも健在だった。

食べ易く適度な長さに切られた太縮れ麺。比較的加水高めで、スープを弾かんばかりに踊る。何とかスープが御して、互いの旨味を絡めていた。

具は、チャーシュー。一部家系に見られ、確かに合うなと思ったキャベツ。モヤシ。ホウレン草。混ぜたらば消息を断ってしまった海苔。これだけ具沢山なら文句はない。

味濃く、ボリューム満点。最近関東で家系が増えている理由が分かった。

東京都千代田区外神田3-7-8
営業時間
11:00~21:00
スープなくなり次第閉店
定休日 月

image


image


日曜に多少早く起きられたので、遠征先を検討。結果、前回訪問した時には食べられなかったメニューを食べに行く事に決めた。

ひも川(800円)+餃子(300円)を注文。ひも川は、らーめんとつけめんから選べ、後者をお願いした。

広い厨房で次々と作り出されており、いよいよひも川が登場。店頭やガイドブックの写真とは異なり、 何と翡翠麺になっていた! そして、シート状ではなく、食べ易い長さと幅に切り揃えられていた。

まずはそのまま食べる。見た目そのままのホウレン草の風味を伴った旨味と良好な喉越し。続いて、つけ汁と絡める。穏やかな辛・酸味のそれは、前回のラーメンとは異なり、つけ麺には好都合。丼にはてんこ盛りにしなくとも十分な量の野菜が入っており、野菜を麺で包みかぶりつく!気がつくと、あれほどあった野菜の姿はすっかり見かけなくなくなった。

餃子は久々の羽根付き!HIT@巣鴨で提供されなくなった後、他店でも見かけない。まずは羽根をパリパリと噛み砕く。そして本体へ。メモを忘れた為、詳細は失念したが、十分旨味を堪能し、空にしたことは間違いない。

期待に応えてくれた味。まだまだ麺類のメニューがあるので、遠征先の選択肢としてこれからも上がるだろう。

群馬県みどり市大間々町大間々1883-1
営業時間
11:30~14:30
17:30~21:30
定休日 月・第3火

このページのトップヘ