前回の印象が良かったので、再訪。

こく旨味噌らーめん(800円)+麺大盛り(100円)を注文。

具が入った中華鍋が振られ、スープと合わせられる。そして、茹で上がった麺が待つ丼へ一気に投入された。

白味噌ベースのタレにしっかり取られた出汁。そして、大量に浮かぶ背脂の甘みにより、高濃度でコク深い味。名前に偽りなしだったスープ。

平打で加水高めの麺。もっちり感と強い旨味が特徴で、どんどん箸が進む。これは大盛りにした甲斐があった。勿論、スープとの相性も良好であった。

具はチャーシュー。モヤシ、玉ネギ、ニラ、ニンジンの野菜類。甘めの味付けのメンマ、味付玉子。

今回も大変満足出来た。日曜定休でなければ、もう少し多く訪問出来るのだが、。

千葉県千葉市中央区長洲1-20-7
営業時間
平日・土
11:00〜14:15(L.O)
17:30〜21:15(L.O)
祝
11:30〜15:00
定休日　日

行き易い場所に出来ていたのに、存在に気が付かないままだった店。

にぼしラーメン(700円)+大盛り(100円)を注文。にぼしがふわっと香る、上品な味と蘊蓄があった。

スープを啜る。煮干しが文字通りふわっと漂ってきた。そして、色程には強く主張しない醤油ダレと、絶妙な効かせ方の香味油との三重奏である。

サクッとした食感の中太麺。スープを程良く吸うタイプで、己の味と絡ませる。あっという間に味はカルテットとなっていた。

具は、チャーシュー、スープ同様、色程に味付けは濃くない太メンマ、小松菜、白ネギ。

この界隈でありそうでなかった上品なラーメン。入退店の時に気持ちの良い声で挨拶をしていた。これからも初心忘れずでいて欲しい。

東京都板橋区板橋3-14-2
営業時間
11:00〜14:00
17:30〜21:00
定休日　火

「6/28をもって八幡山での営業を終え、荻窪へ移転」ウェブサイトでこの報を見て、慌てて訪問した、函館塩ラーメンを出す店。

ラーメン(700円)を注文。

道南産真昆布、猿払村産ホタテ干し貝柱等、数種類の乾物を使って取られたというスープ。複雑な旨味がじわ～、じわ～っとゆっくりと立ち上る、繊細な味。食べ手も、味覚の調子を整え、じっくりと味わう姿勢が必要なのではと思ってしまった。

中細、加水控えめで、強めの旨味が特徴の麺。米沢ラーメンの様な、細くプリプリとしたものを想定していただけに意外なだった。無論、麺の味が強過ぎるという事はなく、スープを身にまとい、己の味を昇華させていた。

具は、このラーメンの特徴である、大きな麩。メンマ。後客の為に、食べ始めた後に席を移動したらサービスされた味付玉子。これら全てが穏やかな味。そして、このラーメンで一番味が濃いのでは？と思ったチャーシュー。

予定している移転先の荻窪は、老舗が強いラーメン激戦地区。果たしてどうなることやら。