豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2015年10月

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久しぶりに訪問。

ブッチャー麺(690円)の食券を購入。調整出来る背脂の量は、鬼脂をお願いした。

ゲンコツと鶏ガラのダシ。3種類のブレンド本醸造醤油に昆布の旨味を加えたタレ。国産豚のA脂。これらを組み合わせた濃厚スープ。啜ると、背脂の甘味と醤油の力強さがあり、ややもすると、ダシのコクは脇役に周りそうだった。

太麺も負けていない。固めの茹で加減。背脂になんか負けない!醤油が何ぞと、麺がスープを吸っても、更に旨味を味覚に乗せてきた。

具は、チャーシュー、味付玉子、モヤシ、白ネギ、海苔。麺とスープの勢いに押されており、具も増した方が良かったかなと思った。

背脂補給完了!

東京都板橋区板橋1-16-2
営業時間
11:00~5:00
定休日 無

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最終日に時間が取れたので、訪問。

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大船渡秋刀魚だしラーメン
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岩手県大船渡市にある黒船と、東京都世田谷区他にある百麺によるコラボ。

サンマ節と南部どりの黄金スープとあったが、昔の麺屋武蔵の様なインパクトはなかったどころか、嗅覚の鈍感な当方は分からなかった。

それを救ってくれたのが、岩手県産小麦粉100%使用の多加水麺。鶏油の分厚い蓋を開け、やがて麺に手を引かれる様に、鶏と秋刀魚がやってきた。表舞台に出た後は、皆が自分の味をどんどん出してきた。

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駿河トンコツ次郎長豚骨一座
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静岡県内の6店舗が集って作った、豚骨ラーメン。

気合いが入っていたのは良く分かった。スープを飲んだ後の丼底に残っていた食材は、イベントのラーメンでは初めて見た。豚骨と看板脇に作り方が掲げられた鰹節等を合わせたスープ。キレ重視の味で適度にコクがある。

低加水で黄色い中太丸麺は、余り見たことがない組み合わせ。噛み締めれば旨味がきっちりと出て大変好ましい。

脂身が多過ぎだったが、適度に味は染みていたチャーシューと、冷涼感抜群のモヤシは、見た目では間違いなく主役であった。

が、これはよく味わってようやく分かったもの。最初の感想は、何でこんなにスープの量が少なくて、唐辛子の辛さが主役の味なの?だった。イベントだから致し方ないが、スープを縁近くまで盛る。唐辛子の正体である台湾ミンチを止めて普通のソボロにする。チャーシューの脂身を減らす。これで、もう少し分かりやすい味になると思った。

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日本海の魚介香る旨味塩らーめん
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北陸福井麺和会なる、らーめん岩本屋とつけ麺是・空のコラボ。

出されたラーメンを見て、嫌な予感がした。まさかの背脂。まさかの多量の春菊。特に背脂は、看板の写真では全く分からず。これだけ背脂が入ると、ダシの旨味が分からなくなる。これだけ春菊が入ると、青臭くなり香りが分からなくなる。かき分けてもかき分けても、塩ダレに使ったというホタテ等の魚介は見つけられなかった。

麺は黄色い中太角麺。これはソツのない出来で、どんなスープとなら合うだろうかと食べ終わるまで考えてしまった。

他の具はチャーシュー、白ゴマ、海苔。

一口で食べて、エコステーション(ゴミ/食べ残し回収所)に持って行こうかと思ってしまった程。後で調べてみたら、岩本屋と是・空は系列店で、てっきりイベント用かと思ったこのラーメンは、岩本屋で同じものが出されていた。幸い醤油味もあり、そっちの方がまだ良かったのではと思った。

さて第2幕はどうしよう・・・

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ツイッター経由でこの店を訪問したブログを見て気になり訪問。到着すると、1995年開店を疑ってしまう程の渋い店構え。

キャベツラーメン(800円)を注文。

カウンターにはタレ、ニンニク、ショウガ、豆板醤、白ゴマ、白コショウ、酢が置かれ、家系らしく調味料が充実していた。

きっちり乳化したスープ。他店の様に、過度に油が主張せず、大変飲み易い。タレの存在は何処?と思ったら、最後に醤油らしい味がホンノリ伝わった後、ツンと塩気が立ち、次を迎える準備完了となった。

麺は平打ち。家系ではお馴染みの製麺所なのに、こんなに平たかったっけ?と思った。加水高めの特徴は、川崎家でもそうだったが、この店程ではなかった。別物としても、プリプリ感と程好い旨味があり、相応にスープと絡んでいた。

具のメインであるキャベツは歯応え、瑞々しさ、味が存分に楽しめた量と質。スープをより飲みやすくしてくれる効果もあった。

大振りのチャーシュー、抜群の存在感を誇る海苔、キャベツの影に隠れてしまったホウレン草、他の具達も家系らしさをが感じられた。

優しい味の家系。当方、この味は初めて体験した。関東でこれだけ家系の店があるのに、似た味は知らない。だからこそ、これだけ長く営業しているのだろう。

神奈川県横浜市西区浅間町3-173-3
営業時間
11:00~22:0
定休日    火

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札幌ラーメンを出す店で、神奈川ラーメンWalkerを見て訪問。みずき@伊勢佐木長者町サスケ@阪東橋と、横浜に家系ならぬ札幌ラーメンを食べに行くシリーズが出来そうだ。

味噌らーめん(800円)+中盛り(半玉)150円を注文。

中華鍋を使い1杯ずつ作られる、オーソドックスなラーメン。モヤシ、スープ、そぼろが投入される。他店で見掛ける、派手な鍋振りは一切なく、粛々と煮込まれる。

出されたラーメンのスープを啜る。昔ながらの味。何かが主張する事なく、適度なバランスを最後まで保つ。

黄色い中細縮れ麺は、若干柔らかめの茹で加減。これも札幌ラーメンのイメージにピタリだ。適度なコシと旨味を出し、スープとの良好な絡み方。これこれと、嬉しくなる。

チャーシュー、メンマ、モヤシ、玉ネギの具も当方のイメージ通り。

安心して食べられる味。んツ?ここにも味噌カレーらーめんなる変わったメニューが。果たしてどんな味なのだろうか?

神奈川県横浜市港南区中央通14-10
営業時間
11:45~16:00
18:45~23:45(L.O)
定休日 不定

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久しぶりに訪問。事前にWebで見ると頭に「つけ麺」とあり、あれッと思った。入店し、店の券売機の上を見ると、2015年4月にリニューアルしたとあり納得した。

確かにつけ麺もあったが、温かいメニューもあり、今回は、鶏ホタテそば(900円)の食券を購入。

丼が置かれ、目の前でラーメンが作られてゆく竹末劇場は健在。当方もテンションが上がった。

出されたラーメンのスープを啜る。鶏の旨味がじわりと立ち上がる。やがて、上から餡掛けの様にかけられたホタテとの競演が始まった。

太麺は多加水かなと思ったが、比較的ボソッとした食感で、固めの茹で加減。そして、噛み締める毎に強い旨味を出してきた。

そんな麺に、このスープは負けやしないだろうかと思ったら、あにはからんや。想像以上の強いコクと鶏とホタテの旨味が出て、これなら麺と絡んでいけるなと思った。

具は、バラ、もも、牛ローストの3種のチャーシュー、メンマ、チンゲン菜、青ネギ。

自慢のラーメンを分かりやすい方法で提供してくれる店。今回も唸らされてしまった。

東京都墨田区業平5-14-7
営業時間
11:30~14:30
18:00~21:00
定休日 火

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