豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2018年01月

sanyuutei


出来た事を最近まで知らず、ネットでようやく知った店。

醤油(1000円)の食券を購入。

さつま地鶏をはじめとした、錚々たる食材が使われたスープ。啜るとうどん汁の様な感覚。余計な油はなく、醤油と出汁の旨味だけが味覚に届く。

4種類の国産小麦粉をブレンドしたとあった中細麺。しっとりとした茹で加減で、旨味過多でなく、スープに埋没するような希薄さもなく。こちらもうどんに通じる味わい。

具はチャーシュー、タケノコ、焼きネギとシンプル。

こちらはそう謳っていなかったが、和風を謳うラーメンに共通する印象。たまに贅沢したい時にはいい選択肢である。

東京都北区赤羽西1-4-15
営業時間
平日・土
11:00〜22:00
日・祝
11:00〜16:00
祝前日の日
11:00〜22:00
定休日
月(祝の時は翌日休)、第3火


当方にとって、博多豚骨ラーメンを出す店と認識していた凪が煮干しラーメンを出すと知り、ここを訪問してからどの位経つだろうと、過去記事を見返したら2012年。評価は芳しくなく、その後豚王ばかり訪問していた。リニュアールをし、煮干しラーメンの店が大半となった今、ようやく再訪。

すごい煮干しラーメン(800円)の食券を購入。

麺量や味の好みが選べる。麺量は並180グラムと中220グラム。麺の茹で加減は、かた、普通、やわ。味加減は、薄い、普通、濃い。油加減が少なめ、普通、多い。更に、イワシエキスや数十種類の調味料を合わせ、漁師より伝わる調理法で作り、数日寝かせたピリ辛旨味ダレである辛銀ダレ。これがなし、半辛、1辛〜30辛から選べる。博多豚骨や家系ではよく見かけるが、醤油ラーメンでここまで選択肢があるのは珍しい。今回は麺量並、茹で加減、味、油はすべて普通、辛銀ダレは半辛でお願いした。

スープは、油や出汁由来の甘みとそこから顔を出す煮干しのパンチ。対し、塩辛さの醤油とスパイーな辛銀ダレの塩辛タッグが応じる。これらが競い合う甘辛の綱引きが一番の見どころであった。

麺は太平打ち麺といったん麺の組み合わせ。共にもちもち感と喉越しの良さが特徴であることは蘊蓄通り。強いスープをしっかりと持ち上げ、そっと自身旨味を忍び込ませてきた。

具は、見た目から想像出来なかった厚みと程よい味付けのチャーシュー、大きめに切られたネギ。

このラーメンなら食べてもいいかなと、ようやく思えた。

東京都新宿区西新宿7-13-7
営業時間
平日・土
11:00〜22:45
日・祝
11:00〜20:45
定休日    無

inobuto

柏界隈で中々ラーメンを食べるきっかけがなかったので、思い切って機会を作りこの店を訪問。

豚骨醤油ラーメン(820円)の食券を購入。

お待たせしましたと、お盆に乗せられ出てきたのは土鍋。驚きながらも蓋を開ければ、紛うことなくラーメン。このスタイル、ありそうで中々ない。こうまでして熱々のラーメンを出すかと関心してしまった

レンゲでスープをひとすくい。熱々ゆえ一拍置いた後、しっかりと炊き込まれた豚骨醤油味が味覚伝わってきた。博多豚骨ラーメンより濃く家系よりは低い濃度と粘度。これよりこってりしたスープもあるが、バランスはどうなるのかなと思ってしまう。

麺は細麺。ユニークなのが、つなぎに布海苔を使っていること。噛み締めればそれっぽい粘りが節々に感じられた。スープとの絡みも良く、つるつると箸は進む。

具はチャーシュー、キャベツ、白菜、茎ワカメ、白ネギ。家系とは違った種類での豊富な野菜類である。

ユニークで味も良く、これなら他のメニューも頼みたくなった。

千葉県柏市柏3-10-20
営業時間
11:40~14:30
17:00~22:00
定休日    水

konoki


ずっと前から知っていたが、未訪問だった店。

背脂煮干しそば(750円)+麺大盛(100円)の食券を購入。メニューには燕三条系とあった。

スープは動物系と背脂連合の甘さが味の主体で、醤油は一歩引いた場所にいた。甘さの独走を阻止する味の引き締めは、玉ネギの辛味と苦味が担っていた。

太麺はつるつる感が強く、喉越しの良さにそのまま繋がっていた。オーションの塊の様な麺程ではないが、しっかりとした小麦粉の味が味覚を駆け抜けていった。

具は小池@上北沢の様なチャーシュー、太メンマ、玉ネギ、海苔。

潤@蒲田や可似@神保町では感じられなかった上品さがあった。他のメニューも食べてみたくなった。

東京都新宿区上落合1-5-3
営業時間
11:00~14:50(L.O)
定休日    月

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