豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2018年09月

akazukin

ラーメン店検索アプリで見つけた店。久しく世田谷区に行っておらず、祖師ヶ谷大蔵駅には初めて降りるとあって、この店に決めた。

パクチー辛っとろ麻婆麺(950円)+麺大盛り(100円)の食券を購入。

ドロドロかと思いきや、飲むにつれあっさりしてきた、とろみの強いスープ。強めに炊かれた鶏ベースのそれは甘口で、ここからカラシビへと続くのは鬼金棒にも通じる。このメニューでも十分なスパイシーさで、カレーではどうなるのだろう。

中太麺はスープに埋もれる事なく最後まで旨味を出していたが、店を出たら印象が無くなってしまった。

パクチーはパクチーらしい風味を添えていた。一方、そぼろの味は、本家麻婆豆腐と比べて控えめ。スパイシーさを活かすのなら、この位がいいのかも知れない。

ネットや雑誌等で目にする様になってきた麻婆麺。辛いラーメンの新定番の座を狙えるだろうか。

東京都世田谷区砧8-6-27
営業時間
平日
11:00~14:15
16:30~22:15
土・日・祝
11:00~20:15
定休日   年末年始

domiso


久しぶりにこの店の事を思い出したので訪問。

みそ(780円)の食券を購入。

スープの味噌はやや辛め且つスパイシー。ただ目立つ程ではなく、コクや旨味とのバランスは取れていた。

麺は中太低加水。小麦粉の棒をねじった様な中太麺。最低限のしなやかさを残し、小麦粉の旨味が食らいついてくる。

具はモヤシ、コーン。場所や原材料費を考えるとやむを得ないか。

安定の味。通し営業で無休と開店当初と比べて随分行きやすくなった。これからも思い出したら訪問したい。

東京都中央区京橋3-4-3
営業時間
平日
11:00~22:30(L.O)
11:00~21:00
日・祝
11:00~21:00
定休日   無

ichibanken


駅前を徘徊していたら、この店が視界に入った。そういえば、三田で食べていたことを思い出した。そのときの印象は良くなかったが、果たして今食べるとどうなのかと扉を開けた。ちなみにもう三田店はない。うーん。

白豚骨ラーメン(650円)+白髪ネギチャ丼(300円)の食券を購入。

特注大釜で炊き込んだ一番搾りのみを使用と、どこぞのビールの様な蘊蓄があった白濁のスープ。適度に脂が効いた豚骨らしい旨味はあるが、色がワンコイン博多ラーメンそっくりである。混ぜもの疑惑がどうしても頭の中から離れない。

突っ込みどころは麺。そもそも、博多麺と中華麺から選択出来ることが珍しいのではなかろうか。そして選んだ博多麺の特徴が、中細角麺でそこそこの加水率と中華麺の間違いではと思ったほど。

トッピングの中で、メンマか復活したとあったキクラゲが選択でき、後者をお願いした。三田で食べたときは両方あったが、選択式になってしまったのは材料費高騰故の選択だろうか。それにしても一時期キクラゲが途絶えていたなんてと、さらなる突っ込みを入れたくなる。

そして、博多から関東へ瞬間移動させられる白髪ネギチャ丼。綺麗な山に盛られ、油控えめ、味も良く、ラーメンショップより食べやすくなっていた。店頭に貼られたメニュー写真には辛子高菜丼などもあったが、あまりそそられない見た目だったのがこれを頼んだ理由だが、これは思いの外良かった。

オリジナリティを出そうとしているのは分かるが、おいおいとなってしまう味。こういうのみると名古屋めしという死語が出てきてしまう。

埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-6
営業時間
平日
11:30~16:00
17:00~23:00
土・日
11:30~23:00
定休日 無

mendokorotsuyoshi


最寄り駅へ向かう電車に乗っているときに定休日であることをネットで知る。順番が逆だろと自分でツッコミながら代わりの店を探す。徘徊しているうちにこの店前に来たので、扉を開ける。

鶏煮干そば(780円)を注文。醤油と塩から後者を選択。

鶏油の甘みから強い旨味を放つ、そして奈落の底へ落とされるかのような鋭い切れ味の役目を塩が担っていた。

中太低加水麺は、粘りを出した後、素早く小麦粉の集合体へ変化する。スープの旨味が早く去るので、強い味を引き継ぐという意味ではいいのかな。


具はチャーシュー、揚げネギ、玉ネギ、青ネギ、海苔と豊富。

前回食べたときは、鶏の旨味過多かなと思っていたが、これならばいいかと思った。

埼玉県川口市西川口6-1-1
営業時間
11:00〜15:00
17:00〜22:00
定休日    土

honkamado


dancyu2008年2月号に掲載されたことで初めて店名を目にした。執筆した石神秀幸氏は、「正油も旨い。塩も旨い。があえて」と担々麺を取り上げていた。

honkamado-cupramen1

honkamado-cupramen3


翌年、サークルKサンクスでカップ麺を購入し、食べてその味に感動した。当時の写真を見ると、魚介醤油味とあった。ちなみに、サークルKサンクスも新津製麺も今はない。

それから9年。どこへ行こうかと考えていたとき、この店のことを思い出した。

到着すると、日曜昼時とあって待合室から満員御礼だった。

海老わんたん麺大盛(1000円)の食券を購入し、案内されるまでしばし待つ。

塩と醤油から前者を選択したスープを啜る。節が香り、鶏油から鶏の優しい味へとスムーズに繋がっていった。

麺はコリコリの食感からしっとりへと変化する、少し珍しい食感。旨味もしっかりとしており、箸は進む。

皮のピロピロ感や肉の旨味はもちろんあるが、最大の特徴は、つるりとした喉越しの良さとソーセージに通じる硬質感が特徴のワンタン。エビの風味を感じる間もなかった程の一瞬であった。

その他の具は、コショウがほんのりと効いていた豚バラ肉、やや濃い醤油味の太メンマ、ネギ。

遠くから来た甲斐があったと思えた味。駅までの足取りは軽かった。

宮城県仙台市宮城野区岩切分台3-5-12
営業時間
11:30~15:00
17:30〜21:00
土・日・祝
11:00~21:00
定休日    月1回

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