豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2018年11月


第1幕へ行ったのなら第2幕もと、単純な理由で訪問。

土曜の昼とあって、どの店も長い列が出来ていた。前回同様、関東以外の店から選択。

京都ラーメン たかばし

京都から出店。関東での京都ラーメンとなると、天下一品や魁力屋等のチェーン店である。こちらもチェーン店だが関西しか店はなく、イベント出店でもない限り、食べに行く機会はそうそう作れない。

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京都醤油ラーメン
ネギ山(100円)を追加注文。

スープを啜るべく丼を近づけると、豚骨が「ばしッ」と香る。粘度は低いがコクがありワイルドな味。辛めの醤油ダレを脇に従えて、そこのけそこのけ豚骨様が通る。

中太麺は、若干柔らかで、小麦粉の旨味がしっかりと感じられる。これは予想していなかった。

具は、チャーシュー麺と謳える程多かったチャーシュー。柔らかな食感の太メンマ。モヤシ&青ネギコンビは、豚骨様が残した味の中和役として、力を発揮していた。

京都のラーメンは濃いとある程度は分かっていた。が、九州ものけぞる正統派豚骨醤油ラーメンと公式サイトに書かれていた事に納得させられたのが一番印象に残った。

熊本ラーメン専門店 黒亭
第1幕での豚骨ラーメンは、らあめん 元と麺屋あがらによる和歌山ラーメンのみ。ネットには物足りないという感想が上がり、豚骨需要を一手に引受けるべく、長い行列が出来ていたともあった。

さてこちらは熊本ラーメン。昭和32年創業と看板にあった。当方、店名は耳にしていたが、勿論未食。

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熊本黒亭ラーメン

さて、受け取ったものの土曜昼の混雑で、座れる場所を見つけるまで一苦労。ようやく座りスープを啜る。早速ニンニクがお出迎え。奥から一斉に飛び出てきた豚骨スープを満喫する。それにしても、中々の切れ味である。最後まで飲み干しても、脂の存在を感じることなく、食べ終えた丼はまるで、東京醤油ラーメンを食べ終えたときの様だった。

食べ始めが遅かったにも関わらず、中太麺伸びずに力強い旨味を出していた。熊本ラーメンの麺は、博多ラーメンより太いことは分かっていたが、これより細い九州以外の醤油や塩ラーメンもたくさんあるぞと思った。また、麺はスープと絡んでなお持て余すのかと思いきや、スープの塩分が高めだったこともあり、結構な勢いで減っていった。

具は、チャーシュー、キクラゲ、青ネギ、海苔と、ここはオーソドックスだった。

第1幕で食べたラーメンは、いずれもイベント用メニューだったが、今回はレギュラーメニュー。いずれにせよ、関東以外の店を選んだのは正解だったなと思いながら会場を後にした。あッ、投票忘れた!

東京ラーメンショー第2幕
2018年11月4日まで

merody


昼、店近くの道路から看板を見ると、灯がついていた。夜営業のみだと思っていたので、この際良いかと虫の如く吸い寄せられた。

東京とんこつらーめん(750円)を注文。麺の太さが中太と極細から後者をお願いした。

出てきたラーメンのスープを啜る。背脂が浮かび、醤油の色が濃いが、ダシの濃度や粘度、味は紛れもなく九州豚骨。背脂とタレを変えればすぐ久留米に変身。

中太と極細から後者を選んだ麺は、茹で加減普通で頼んでも固め。バリかたになるとどうなってしまうのだろうか。いささかザラッとした舌触りから噛みしめれば、すぐに小麦粉の集合体と化した。

具は、チャーシュー、キクラゲ、青ネギと九州ラーメンらしいもの。

バレバレの変装をした九州ラーメン。無理矢理東京豚骨にしたけれど、素性はすぐわかる。でも、分かって安心出来る味である。

埼玉県さいたま市大宮区仲町2-56
営業時間
11:30〜14:00
20:00〜3:00(L.O)
定休日 日・祝

raimi



その昔、ラーメンアカデミーで食べ、その味に感動した。ある時思い出し、店の現状を調べたところ復活したとあったので新潟へ。再び食べて感動したラーメン。そのお店が、今年まさかの東京移転。しかも移転先は、ラーメン店を始め幾度も飲食店舗が入れ替わったところである。

そんな事を思いながら店へ向かい、到着し扉を開けたら、早速煮干しが香ってきた。

煮干しラーメン(650円)の食券を購入。他のメニューは、ラーチャ(ラーメンと半チャーハンのセット)、チャーシュー麺のみ。

出てきたラーメンのスープを啜る。淡く繊細なベースの味を壊さない様に、煮干しが香り味が伝わってきた。

細麺は、加水高めでコリコリの食感。食感を楽しんだ後は、程良い旨味が味覚に広がった。

具は、チャーシュー、メンマ、白ネギとシンプル。

果たしてラーメンアカデミーの事を覚えている人はどのくらいいるだろうか。当時新潟の店はあったが、今回は移転である。違った場所がなかったのだろうか。気がかりである。

東京都板橋区板橋3-44-6
営業時間
11:00〜14:50(L.O)
17:30〜20:50(L.O)
定休日 火、隔週水

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