豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2019年04月

newtantanmenhonpo

それまで居酒屋か何かだった場所がラーメン店になり、長山、神宮、そしてこの店へと変わった。かつてニュータンタンメン本舗は、最寄り駅から遠く、夜のみの営業の店が多くと、訪問するには高いハードルだった。それが、蒲田、川口、品達、池袋。且つ昼営業ありと、当方にとって行きやすくなった事はありがたい。

タンタンメン並盛り(780円)の食券を購入。辛さは中辛をお願いした。

高加水の中細麺は喉越しの良さが特徴で、辛さやスープ跳ねによるシミがなければ、すいすい箸が進むだろう。

スープは、粒状感を伴う唐辛子の辛さとニンニクが主役かと思ったら、想像以上にコクも感じられ、これならいいなと思った。

具は溶き卵、ソボロ、そしてニンニクと変わらず。

かつて感じた物足りなさがなくなった事が良かった。最近、塩の塊を食べている様な印象の某店に代わって、辛い物を食べたくなった時の選択肢になりそうだ。

東京都豊島区東池袋1-38-1
11:00~24:00
定休日 日

yamagataya

SNSで知り訪問。店内には、山形と関東のラーメンの良いところを合わせては?とイメージして作ったとあった。

中華そば大(850円)の食券を購入。券売機脇にラミネート加工された札が置かれ、タレの濃口OR薄口、スープのあっさりORこってり、背脂の有無が選べる。今回は濃口、こってり、背脂有の札を取った。

煮干し出汁に動物の甘みをふんだんに混ぜ、背脂で整えると店内に掲示されていたスープ。正直、醤油辛かったらどうしようと思い濃口を選ぶのは勇気がいった。だが、稀有だった。動物系出汁&背脂の甘みが主役である筈の煮干しの両脇にどっかりと座り、煮干しと共に肩を組み離れない。それほど一体感ある味。懸念していたタレは、全く醤油辛くなく、味の引き立て役に徹していた。

平打縮れ麺は、フワッとした最初の食感から力強い弾力感と溢れ出る旨味がどこまでも続く。大盛りにして良かった。

具は厚く切られたチャーシュー、メンマ、白ネギ。

驚愕の味。遠くに行かなくとも、その土地の味が食べられる、しかもハイレベルの。これからもありがたみを享受しよう。

東京都足立区竹の塚3-5-1
営業時間
11:00~14:30
17:00~21:00
定休日
月曜、第3日曜(月曜が祝日の場合は翌日)

nandenkanden

ネットで復活開店した事は知っていたが、行く機会を作れずにいた。Xing fuの帰りに思い出したので訪問。

ラーメン(770円)を注文。

豚骨とラードが一体となったクリーミーなスープ。程よい茹で加減と旨味の出方で、スープとの絡みも良い細麺。厚めのチャーシュー、青ネギの定番の具に、カウンターに置かれた辛子高菜を適度に投入。箸やレンゲが勢い良く進んだ。

世田谷の店舗には一度だけ行った筈だが、記憶は曖昧である。その頃、東京には博多ラーメンを出す店は少なかったが、今や当たり前の様に見かける。そんな中でも、これならいいじゃないかと思わせた味は流石だと思った。

東京都杉並区高円寺南4-25-9
営業時間
月~木
11:00~23:00
金・土・祝前日
11:00~23:30
日・祝
11:00~22:00
定休日 無

xing_fu
久しぶりにラーメンWalker東京都掲載店から選び訪問。同紙によると、無化調で健康志向の中華麺専門店とあった。

担担麻婆麺(880円)の食券を購入。メニューによって辛さとシビれの基準が異なるが、今回は並辛をお願いした。

スープを啜る。胡麻のコクは活かしつつも、辛さとシビれが味覚を覆い尽くす塩梅。量は少ないが、市販の麻婆豆腐や春雨を食べてると思えば納得がいく。勿論、それらより遥かにコクや味わいが深い。

埼玉県産小麦等をブレンドした、中太ストレート麺と謳われていたが、少し細いかなと思った。しっとり感があり柔らか目の茹で加減。きっちり麻婆を受け止めていた。

公式サイトに商標登録出願済みとある通り、唯一無二の味。他のメニューも試したくなった。

東京都杉並区高円寺北2-38-15
営業時間
11:30〜15:00
18:00〜23:30
定休日 水

ichibandori

韓国・タイ料理を出す店から餃子店を経てこの店になった。昔から前を通っていたが、中に入るのは初めて。

扉を開ける。店内は広いく、カウンター席、前の店にあった座敷を撤去して置かれたテーブル席、更に使っているのか分からない2階もあった。

鶏つけ麺(880円)の食券を購入。

サービスだった大盛りの麺量は330グラム。茹で時間10分とあったが、もう少しかかったかもしれない。そんな麺は、太く丸く縮れており固めの茹で加減。食べやすい様に適度な長さに切られており、プリプリの食感と旨味とが適度に感じられた。

スープはぷっくりと鶏の旨味を出し、どこまでも味を引きずらずに、素直に引き下がる。

具は、麺皿に味付玉子と海苔。スープの器には鶏ささみ、ホウレン草、メンマがそれぞれ入っていた。中でも鶏ささみがスープの味を引き取り、ホウレン草の水気が次の味を迎える準備を行うコンビネーションが見事だった。

そつなくまとめられた味のつけ麺。あとひと押し何かが欲しかったが、これは当方のわがままだ。

東京都豊島区上池袋3-34-13
営業時間
11:45〜14:00
17:30〜21:00
定休日 不定 

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