豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2019年05月

shinpukusaikan

5月の連休中「そうだ、京都に行こう」とはならなかったが、京都のラーメンなら都内でも食べられると、第一旭に続き連休最終日に訪問。

中華そば並+焼飯小(1100円)の食券を購入。

ネットで調べたところ、数種類の醤油とスパイスとチャーシューを煮込んだものに、鶏ガラスープを加えたとあった真黒いスープ。啜ると、動物系の甘みが主体の出汁に、そっと寄り添う醤油ダレ。タレでチャーシューを煮込む話しはよく耳にするが、こちらは醤油の香りや辛味を抑え、鶏ガラと共に煮汁を主役に抜擢させた感じ。

しっかりとしたコシ、香り、旨味が感じられる中太麺。スープと絡ませ味を昇華させた。

焼飯は香ばしくてしっとり。勿論、その一部は真黒スープが担っており、「米でも真黒スープをどうぞ」だった。

器を空にし退店。この後、六本木の天下一品の前を通ったが、中には入れなかった。

東京都港区麻布十番1-2-5
営業時間
平日・土・祝
11:00~22:40(L.O)
11:00~16:40(L.O)
定休日 年末年始

raishuken

ラーメン店検索アプリより選択した、昭和34年創業の老舗。昼のみの営業だが、幸い連休中。Facebookで営業していることを確認し訪問。

塩ラーメン(600円)を注文。

鶏ガラベースの出汁と塩ダレが優しく調和し、すっと体に溶け込んでいったスープ。

噛み締めてもしっかりと食感と弾力性を保ちながら、小麦粉の味を出す麺。スープをしっかりと持ち上げ、融合した味わいとなった。

具は、チャーシュー、味付玉子半分、メンマ、ネギ。

ゆったりとした時間が流れていた店内で、ほっこりとした味のラーメンを食べる幸せ。贅沢な時だった。

東京都世田谷区用賀4-30-1
営業時間
11:30〜14:00
定休日 不定

takami

中華 四川で修行された方が東京に出店。SNSで開店の書き込みを見たがおぼろげな記憶で、当然、四川の味の記憶はない。神奈川県に出身やインスパイア店が数軒あるが、いずれも一日がかりの訪問となるため、都内で食べられるのはありがたい。ある日、権之助坂を下っていたら「小田原タンタン麺」の文字が目に入り、SNSの事を思い出し扉を開けた。

特製タンタン麺(900円)の食券を購入。辛さが3段階から選べ、辛口をお願いした。

ニンニクの香りと唐辛子などの辛さを表面に身につけた、とろみの強いスープ。啜って辛さの幕を破ると、一気に出汁や麺の甘みが湧き出て辛さと渾然一体の味となった。

甘みの主役を張っていた多加水中太麺は、プリプリの食感と太さに見合ったコシが秀逸だった。スープとの絡みの良さは書くまでもない。

具は、スープを作る為に使われたであろう、大量の豚挽肉と白ネギ。挽肉の強力なコクは、スープの味に厚みを増していた。

強いコク、旨味、甘辛の味の変化を楽しめる事が最大の特徴。ラーメン店激戦地区且つ当方の生活圏でないため、頻回な訪問は難しいが、なるべく再訪できる様努力したい。

東京都目黒区目黒1-5-17
営業時間
平日・土
11:30〜15:30
17:30〜21:30
11:30〜15:30
定休日 無

daiichiasahi

その昔、東京に「第ニ旭」や「神戸第一旭」という店があったが、未訪問のまま閉店。後に東京ラーメンショーに京都ラーメン たかばしが出店し、その味に舌鼓を打った。東京に開店とネットに出ていたので調べたところ、「第一旭は9系統あった」という驚くべき記事を見つけた。それによると、第二旭は第一旭で修行した店主が出した店。神戸第一旭は、創業者御子息の店のフランチャイズ。そして、今回の店は本家の東京初進出とあった。

連休中に訪問すると5〜6名の列だったので、これ幸いと後ろについた。

ラーメン大(880円)+九条ネギ増し(50円)の食券を購入。食券を渡す時に茹で加減を尋ねられたので、普通をお願いした。

スープは大変肉々しい味。表面浮かぶ油が味覚を引きつけ、続いて液体となった骨肉が湧き出てくる感じ。白濁乳化していないのにここまで強い味なのだから凄い。そして、サッと味覚から油分や旨味が去る潔さ。

厨房のホワイトボードに大270gと書かれていた中太麺。低加水麺に見られるボソボソ&小麦粉の塊とはならず、高加水麺のプリプリ感とも違う。コシは強く小麦粉の味もしっかりしており、スープに負けない存在感があった。

チャーシュー麺ではないのに枚数が多く、薄いがタレと肉との味付けのバランスが絶妙なチャーシュー、味のリセット要員であるモヤシと青ネギ、メンマの具。

日祝休みの店も未だ多い新宿御苑前駅界隈で、通し営業且つ無休であることは大変ありがたい。いつでも行かれるからと、訪問を怠らないようにしなければ。

東京都新宿区新宿1-13-7
営業時間
11:00〜21:00
定休日 無

gojiramen

この店の暖簾が下がっていたので、久しぶりに入店。

ラー赤(750円)の食券を購入。トッピングはニンニクをお願いした。

赤はピリ辛油。これを非乳化二郎系スープと組み合わせるとどうなるか。パンチは油頼りですっかり牙が抜けてしまった味。豚骨醤油の味はするが、もう少し何とかならないかと思ってしまった。

我が世の春を謳歌するかの様に、太麺が強いコシと小麦粉の味を出していたが、何だかむなしさを感じてしまった。

食べやすい二郎系だと思っていたが、ここまでとは思わなかった。このメニューはもう食べないだろうが、未食の普通のラーメンの味が気がかりになってきた。

埼玉県さいたま市大宮区仲町3-24
営業時間
11:30~15:00
17:00~21:30
定休日 日

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