豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2019年05月

bikuu

ラーメン店検索アプリで見つけた店。生姜と聞いて思い出すのは「ピカ一ラーメン」。オーソドックスな東京醤油ラーメンの見た目から、嘘偽りなしに強く生姜が効いた味は今でも通用するのではと思った。また、最近関東で長岡生姜醤油ラーメンを出す店が増えており、そのきっかけは長岡から出店した青島食堂@秋葉原だろう。初めて食べた時に、東京に生姜醤油ラーメンが帰ってきたと嬉しくなったことを思い出した。

そんなことを思いながら店の扉を開け、醤油ラーメン(800円)の食券を購入。

サイトの写真を見てあれ?とは思ったが、出てきたラーメンは白濁し油が目立つ。スープを啜って更に驚いた。煮干しと思しき魚介の軽快なパンチが味覚を捉え、動物系出汁がボディを揺らした。かつて流行った濃厚豚骨魚介程ではないが、味の方向性は同じ。肝心の生姜は、上に乗せられた具である。

平打縮れ多加水麺は、モチモチの食感から柔らかくふわっとさせながら小麦粉の旨味を出していた。想定外の麺だったが、これはこれで良かった。

具は、七輪でしっかり炙られたチャーシュー、味覚を一瞬で変える程辛味の効いた刻み生姜、メンマ、白ネギ。

後でもう少し調べてみると、かつて神保町で営業していたが2016年に閉店し、2017年この場所に開店。店主は代わり、味も神保町時代に変えられていたようだ。相変わらずの情報斜め読みに自身で呆れてしまった。まぁこれがあるから楽しいのだが。

東京都大田区池上6-6-8
11:30〜15:00
17:30〜24:00
定休日 無 

maruoka

和歌山にあるまるィの味が東京で食べられると幾名かがSNSで上げており、気になっていたら連休に入りこれなら並べると訪問。

定番ネギラーメン(880円)+麺大盛(100円)の食券を購入。

関東の人間にとって定番と聞くと、油で和えられたネギチャーシューが豪快に乗ったラーメンが売りのニューラーメンショップが思い浮かぶが、こちらの定番もネギ。この盛りには驚かされた。出てきた丼から早速ネギをひと箸、甘味・辛味・苦味・冷涼感を味わってからレンゲを入れた。

豚骨のコクやまろ味は十分ありながら、必要以上に長く旨味や油を残さず、醤油辛さも感じられないスープ。和歌山ラーメンの中では切れ味の良さが特徴。

麺は少し太く、加水高め。適度な弾力感、コシ、小麦粉の旨味、のどごしの良さが感じられた。細く、比較的ボソッとしたものが和歌山ラーメンの麺だと思っていただけに、この麺は新鮮だった。

具は、スープの切れ味を助けるネギ、薄いが柔らかく肉とタレのバランスが取れた旨味を出していたチャーシューが1枚。

昔、新横浜ラーメン博物館で食べた井出商店、あがら@戸田公園和歌山商店@石川町、いずれの店とも違った味で和歌山ラーメンの奥深さを感じさせられた。

東京都葛飾区亀有5-20-14
営業時間
11:00~21:00
定休日 

yokato

連食には博多ラーメンと、駅反対側にあったこちらへ向かった。

白(700円)を注文。

スープを啜る。紛うことなき豚骨スープだが、博多ラーメンでよくある独特の甘味が少ない気がした。クリーミィーでありながら骨髄感がしっかりとあるワイルドな味だった。

細麺は博多の名に相応しい細さ、茹で加減、味。後で調べたところ、こちらも自家製麺とのこと。ちなみに替玉の他に、中盛、大盛もあるのは珍しい。伸びにくさに自信があるのだろう。

具は、チャーシュー、キクラゲ、味付玉子、青ネギ、海苔。そして、「禁断の壺」と書かれた器から唐辛子多めの辛子高菜を盛り、丼を賑わせる。

博多ラーメンとしてはボリュームがあり、連食だったこともあって食べすぎてしまった。

埼玉県所沢市東狭山ヶ丘1-8-22
営業時間
平日
11:30~14:00
18:00~22:30(L.O)
土・日
11:30~14:45(L.O)
18:00~22:30(L.O)
定休日 月

suzunoki

ラーメン検索アプリから選び訪問。アプリによると2018年10月開店とあり、まだまだ真新しい店内だった。

醤油ラーメン(780円)の食券を購入。麺量が並150グラムと大200グラムから選べ、並をお願いした。

出てきたラーメンのスープを啜る。鶏油が味覚をいざない、タレの醤油が旗手、続いて鶏主体の旨味へと続く。出汁が強くなり過ぎない様、醤油とひょっこり顔を出したコショウとで味を引き締めていたのが特徴。

店頭の製麺室で打たれ、丁寧に手もみされた麺は、ふわふわの食感と平打で薄めの見た目から想像以上の旨味が湧き出てきた。この感じ、最近食べた山形屋@竹ノ塚とよく似ていた。

具は、豚バラと鶏ムネ肉の2種類のチャーシュー、メンマ、青ネギ、海苔。いずれもラーメンの具らしい、キラリと光る味のある個性的な脇役を演じきっていた。

兎角スープに注目が集まってしまいがちなラーメンだが、こちらは麺も主役。次回、大盛りを頼むことが今から楽しみである。

埼玉県所沢市狭山ケ丘1-3003-83
営業時間
木~月
11:30~15:00
18:00~21:00
11:30~15:00
定休日 火

kyusyujangara

赤坂ラーメンから歩を進め、こちらを訪問。秋葉原と銀座には訪問したが、こちらは初である。

じゃんがらラーメン(670円)を注文。

豚骨、鶏ガラ、野菜を使って仕立てた、あっさりながら十分なコクと旨味があるスープ。麺は、東京にある一部の博多ラーメン店より細いかもしれないサイズに、そうめんと紛うしっとり感。チャーシュー、メンマ、キクラゲ、青ネギの博多ラーメンでも定番の具。

休日に行くと行列が出来ており、中々訪問回数が増えず未食メニューがいくつもあるので、行く機会を増やさなければとは思うが・・・。

東京都港区赤坂2-15-15
営業時間
月〜木
11:15〜23:00

11:15〜1:30
土・祝
11:15〜15:00
定休日 日

このページのトップヘ