
改めて直系を食べてみようと、末廣家の次はこちらを訪問。開店して随分経つのに初訪問なのは日曜定休だから。猛暑日でも列が出来ていたのは、流石である。
ラーメン中(750円)+キャベツ(100円)の食券を購入。
目の前の寸胴の蓋が開けられ、薄いピンク色と茶が混ざったスープがすくわれ、丼へ注がれる。家系ラーメンでお馴染みの調理風景を見ることは、退屈しのぎに丁度良い。
出て来たラーメンのスープを啜る。乳化しているが、粘度は低い。醤油はキリッと立っていたが、かつて吉村家で経験した、辛くて飲む事を放棄する程ではなかった。
スープの中で泳ぐ中太麺は、柔らかでモチモチ感抜群。噛みしめれば程よい旨味が出てと、家系ラーメンと言えばこの麺と改めて実感した。
具の中では、味を損なう事なくスープまろやかにしてくれるホウレン草、キャベツのコンビが秀逸。勿論、定番の海苔とチャーシューも盤石だった。
長年築き上げてきた様々なものが、一杯の丼の中に込められていたラーメン。勿論、器は空にして退店。さて、次は吉村家だ。
神奈川県横浜市磯子区新杉田町3-5
営業時間
5:00~1:00
定休日 日