豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2019年11月

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この投稿をした日にリニューアル。ネットには、過去に人気のあったラーメンが復活とあった。

大分佐伯(730円)の食券を購入。

ニンニクがばっちり香る、豚骨ダシと醤油ダレのW主役のスープ。他の九州ラーメンとは違った、このラーメンならではのキレの良い味。

中太麺は、博多ラーメンの様な細く針金の様な固さはなく、関東でも見られるサイズや茹で加減。この麺なら、乳化控えめで醤油が立つスープとの相性も良い。

具は、チャーシュー、モヤシ、青ネギとシンプル。

次は、お遊びラーメン専門店としてリニューアルすればいいと思った。

東京都豊島区南池袋 1-24-5
営業時間
11:00~23:00
定休日 無

どこへ行こうか迷った挙げ句、懐かしくなりこちらを訪問。

生ビール(550円)を頼み、最初のつまみである、取り放題(限度はある)の辛子高菜。高菜を覆い隠す程の大粒の辛味調味料ゆえ、他店と比べ辛い。

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手羽煮(150円)
柔らかく煮込まれた、みりんや砂糖によるほんのりした甘さが特徴。
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もつ煮込み(390円)
もつ煮込と聞いて想像出来る味。味噌がモツらしさをアシスト。七味唐辛子が振られるが、辛子高菜を食べた後には多勢に無勢。
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ラーメン(680円)
スープを啜ると食材の骨髄感が味覚を通過。他店同様、茹で加減普通でお願いした麺は、納得の細さ。あゝこれだよ、長浜ラーメンはこれでなければと思いながら啜り続けた。

飲酒込みの訪問先としてありがたい博多ラーメン店。これからも世話になろう。

東京都墨田区緑3-17-8
営業時間
11:30~15:00
17:30~3:00
定休日 月


第ニ幕の3回目。連休かつイベント最終日は多くの人が詰めかけ、チケット売場へ続くカラーコーンとポールで仕切られた通路は、人で埋め尽くされていた。


チケット880円を2枚購入し、食べていない関東以外の地方店の列へ向かった。


酒田のラーメンを考える会
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山形・酒田チャーシューふわ・とろワンタンメン

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店名こそ「酒田のラーメンを考える会」だが、店前に置かれたボードには「ワンタンメンの満月」とあった。そういえば、仙台店を畳んで東京へ来るんだよなと思いながら待つ。


麺を啜ると、こんにゃく麺の様な弾力からスープを程よく吸い、細身から想像する優しい味を出していた。


スープは豚骨ベースで醤油の色も薄く、麺同様に優しい味かと思ったら、意外なほどあごだしが主張してきたのは驚いた。


「極薄ふわとろ」らしい食感で、上顎と舌で切れるほど柔らかい皮の中には、チャーシュー以上に旨味が詰まった肉が入ったワンタン。薄く、噛み締めて旨味を引き出すチャーシュー。業務用とおぼしきメンマ、白ネギ。


来味や三吉屋の新潟醤油ラーメンに似たものを感じたラーメン。東京へ来る満月を楽しみにしよう。


チーム富山ブラック
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復活!富山ブラック/富山湾スペシャルらーめん
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満月を食べ終えて各店をみると、列が徐々に長くなっていった。そんな中、一番短かったこちらが視界に入った。富山ブラックの味を忘れていたので、久しぶりに食べる事にした。


店頭に置かれたザルに大量に盛られた氷見煮干しと白海老が、存在感をアピールしていた。


先のワンタンメンとは対照的な色のスープを一口。しょっぱさを覚悟したが、飲む事を放棄する必要はなかった。豚骨出汁、醤油、煮干しのパンチをしっかりと味覚は受けた。そこに意外な刺客である黒胡椒が登場。醤油の辛さと融合し、スパイシーな痛烈なパンチを喰らった。


コシが強く旨味重視だった太麺もスープや黒胡椒と絡み、甘辛スパイシーな珍しい味を堪能できた。


スパイシー醤油スープは、柔らかめで大きめのチャーシュー肉にも実に良くあっていた。他の具は、甘み要員としてよく健闘した揚げ玉、太メンマ、白ネギ。


インパクトにはインパクト。高濃度・粘度と同じ様な組み合わせに一番驚いた。


店の味をほぼそのまま提供した店。普段提供しているラーメンをベースにイベント仕様にした店。複数の店舗がチームを組み、その地方のラーメンを提供した店。そんな個性的なラーメンを今年も味わえたことが、一番嬉しかった。

第ニ幕の2回目。土曜の昼とあって前回とは打って変わってかなりの人手だった。

チケット880円を2枚購入。食べたかった店は済ませたので、さぁどこにしようかと迷う。コラボもいいが、関東以外からの出店はハズせない。

新旬屋本店
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金の鶏中華
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さくらんぼ果汁で育った、山形さくらんぼ鶏使用と謳われたラーメン。

スープを啜ると、ジワリと鶏がせり上がってきたが、味覚を独占することはなく、麺や具にも場所を残していた。

続いて啜った平打縮れ麺からは、抜群のモチモチ感から旨味が染み渡った。

具は、スープの余韻を身でもどうぞといった鶏チャーシュー。玉子、白ネギ、ナルト。

「鶏まるごと味わえる」は嘘ではなかった。

吟屋
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信州牛骨味噌らぅめん
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味噌と塩がこのショーで注目とどこかのサイトで見ており、二幕の味噌はどこにしようかと迷ったが、「牛骨」の文字が決め手になった。

スープを啜ると、ラードが効いた札幌とは違った、ほんのり甘めの味噌らしい味が伝わってきた。当方がすぐにイメージする味噌ラーメンのスープである。

細縮れ多加水麺は、味噌ラーメンでよく見られるもので、定番の安心感があった。

豚バラと肉味噌によるW肉盛り。ピリ辛の肉味噌がアクセントとなり、大量の豚バラ肉はコクのあるスープのよき相棒。もしライスがあったら、ピッタリだと思った。

イメージ通りの味噌ラーメンを、イベント仕様へブラッシュアップさせた味。


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第一幕に続いて訪問。

チケット880円を2枚購入。

くそオヤジ最後のひとふり
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あさり山盛り貝出汁らーめん
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名前だけは目にしており、出店リストを見て、最初に立ち寄る事を決めた店。

ひとふり、もとい、調理をしていたのはオヤジではなく、若手スタッフ。待っている間、厨房から香るあさりに食欲をそそられ続けた。

スープは甘い醤油味で、あさり出汁の旨味が次々と味覚に押し寄せてきた。貝だけでこれだけコクが出るのだろうかと驚いた。

麺はうどんの様な味で、スープの持ち上げも良い。丸くつるつるの表面の拳に対し、四角く少しだけざらついたくそオヤジ。

具は、店より多めに乗せたというあさり、軽く振られたコショウが効果的だったチャーシュー、濃い目のタレで味付けされた穂先メンマ。

前回食べた喜多方ラーメンが締めに相応しい味に、一杯目に相応しいインパクトのある味。塩味といってもこれだけ違いがあるのだなと思った。

黒亭
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熊本黒亭ラーメン
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インパクトにはインパクトを。厨房からあさりが香ったクソオヤジに対し、こちらは勿論豚骨が香る。

スープを啜り、豚骨、マー油、ニンニクの洗礼を受けた。それでいて余計な脂がないので飲みやすい。

中細麺は桂花と比べややしなやかさがあり、噛みしめるとすぐに塊になるのは共通していた。

具はチャーシュー、キクラゲ、青ネギ。

普段店で出しているラーメンをそのまま出しているのは、ありがたかった。

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