前回食べたくろいわはファミリーマート限定商品だったが、今回の五郎家はローソン限定商品。くろいわ同様食べたことがあるなと思ったら、2019年に続いて発売とのこと。更に食後調べてみると、とかち麺工房→渡辺製麺→明星食品と会社が変わってもカップ麺化されていたことには驚いた。
パッケージの段階からはっきりと醤油がイメージできる見た目。くろいわは勿論、これまで関東で食べた鹿児島ラーメンの写真を見返したが、ここまで茶色が濃いのは珍しいかもしれない。
そんなスープを啜ると、甘さとキレ味の良さが持ち味。他の鹿児島ラーメン同様、低粘度で醤油を変えれば、他地方の醤油ラーメンになるのではと思わせる。
細い見た目から想像以上の弾力感と粘りが出ていたことが特徴の麺。粘りの中から甘さも出ており、スープの甘さと好相性。
くろいわでは主役だった揚ネギは脇役にまわり、代わりに主役の座についたのはキャベツ。第3の甘さを味覚に注入しながら懸命に水気を出しており、原材料名のトップに書かれていただけのことはあった。残るチャーシューは、やっぱり気がついた時はなくなっていた。
今まで関東で食べた鹿児島ラーメンに甘い味という印象はなく、今回初めて印象付けさせてくれた。
内容量113g(めん70g)
原材料名
めん(小麦粉、でん粉、植物油脂、食塩、卵粉)
スープ(しょうゆ、豚・鶏エキス、香味油、糖類、豚脂、たん白加水分解物、 食塩、香味調味料、香辛料)
かやく(キャベツ、チャーシュー、 揚げねぎ)
加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、かんすい、酒精、炭酸カルシウム、増粘剤(増粘多糖類、加工デンプン)、香料、乳化剤、カロチノイド色素、炭酸マグネシウム、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)