豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2020年05月

ikki

涌井@大師前を訪問した帰り道に、この店のことを思い出した。スマホで場所を調べると、移転して少し訪問しやすくなったので、日にちを改めて訪問。遅い昼時に到着すると、10名近い行列が出来ていたのは驚いた。

ねぎらーめん(780円)を注文。

高濃度で低粘度、いかにも長浜らしいさらりとした飲み口から豚骨の旨味が湧き出てきた。あゝ、これこれと思いながら麺をたぐる。

写真を撮っているうち適度に柔らかくなった細麺は、軽快に啜れ、噛み締めると小麦粉の旨味が心地良く味覚に広がった。替え玉(120円)を注文し、今度はすぐに丼へ投入。茹で加減は普通をお願いしたがそこは長浜基準。噛み締めて旨味を引き出し甲斐のある固さだ。

カウンター上に置かれた辛子高菜、紅生姜、すりごまを投入して味の変化を楽しむのも博多/長浜ラーメンならでは。

替え玉もあっという間になくなったが、これ以上頼むことを自粛して退店。

東京都足立区鹿浜8-4-5
営業時間
平日・土
11:30~14:30
18:00~0:30
11:30~15:00
17:00~23:00
定休日 無

menyazakuro

Twitterのリストから選び、手持ちの雑誌「群馬のうまいラーメン」にも掲載されていたので下調べをして訪問。

濃厚野菜塩らーめん大(850円)を注文。

鶏白湯、魚介、ベジポタのトリプルスープをすする。大変クリーミィで、白湯スープにありがちな唇が貼り付きそうな感覚とは無縁。と同時に折角の出汁も大人しい。もしかしたら味噌にすれば違った印象になったかも知れない。

メニューに書かれた極細の文字に偽りなしの麺。大盛りだと麺が伸びないだろうかと思ったが、スープが餡掛けの如く麺を覆った。これなら問題なかろう。啜ると、一瞬スープに埋もれるがすぐに顔を出し、博多豚骨ラーメンほどではないがそれなりの旨味が出ていた。

モヤシ主体の野菜やチャーシューなどの具も、当然味の盛り上げに加担したが、インパクトを与えるまではならなかった。

ユニークだが、大人しくまとまったラーメン。落としどころが難しいと思った。

群馬県館林市大谷町1053-19
営業時間
11:00~15:00
17:00~20:30
定休日 月(祝日の時は昼のみ営業)


shojikimon

知ったのはYou Tubeだった。続けてネットを見たところ、先日食べた金魚@北浦和と同じ経営とあった。そういえば、ブログを書くとき公式サイトをチェックしたが、この店は全く意識しておらず、相変わらずのななめ読みっぷりである

ネギチャーシューメン(970円)+ネギ丼(230円)の食券を購入。それにしてもメニュー名や見た目はラーメンショップのそれある。

縁が綺麗な丼に入って出てきたラーメン。一部の背脂チャッチャラーメンのように気を使わなくて良いのはありがたい。スープを啜ると、十分なコクがあり甘みが心地よい。飲み口は軽く背脂も主張し過ぎないので、見た目同様上品にまとまっていた。

中細麺は固めに茹でられ、啜り噛みしめると中華麺らしい食感と味。驚くほどではないが隙の無い出来。カンスイ臭、不十分な湯切り、小麦粉がスープに溶け出すなどとは無縁である。

具は、チャーシュー、油で和えられたネギ、メンマ、ワカメ、海苔。いずれもラーメンの具然とした味で、ワイルドさが特徴の他店にアドバンテージを許していた。

続いてネギ丼を食べる。ご飯の上にきれいに敷き詰められたネギがことのほか辛い。どっぷり浸かっている豚骨スープと背脂の甘みから引きずり出され、ネギの辛さの中へ突き飛ばされる。それでも噛み締めて、ラーメンスープの甘さとの激しい変化を味わう。一方、辛さで味を感じられなくなったのか、ご飯との一体感には乏しかった。

丁寧な調理で作られる上品な味のラーメンショップ。温故知新である。

埼玉県さいたま市見沼区東大宮3-3-30
営業時間
11:30〜15:00
18:00〜23:00
定休日 火

PSX_20200316_071759

チゲ味噌ラーメン(630円)を注文。毎年冬になると店頭に写真が貼り出され、3月中旬の訪問でも提供されており、長く楽しめるのもありがたい。

味噌スープ内に沈む、溶き卵に覆われた白菜キムチ、玉ネギ、ニラの野菜類と所々姿を見せる豚肉。適度な辛さとコクに野菜や肉の甘さが融合した味。

韓国の麺を思い出す、透過率の高い平打麺。つるつるとした食感から喉越しの良さへつながっていた。

価格、味、ボリュームのバランスに秀で、個性を併せ持つラーメンだと実感した。

東京都北区赤羽西1-41-2
営業時間
11:00〜0:30
定休日 無

narumiya

ラーメン店検索アプリで見つけた店。見つけたのが昼時で夕方までの営業とあって訪問。移転してきたとのことだが、当方初見である。

ラーメン(750円)の食券を購入。

外の看板には「魚介醤油らーめん」とあったが、はてどんな味とスープを啜ると鰹節が強く味を主張してきた。まるで店内に積まれた鰹節のダンボール箱教えてくれたみたいである。が、トータルでは穏やかな味のスープだった。

細くやや縮れており旨味重視の麺は、神奈川淡麗系と呼ばれたラーメンによく見られた特徴に似ている。しっとりしなやかで、味やスープとの絡みも良かった。

具は、大きなチャーシュー、太いメンマ、小松菜、揚げネギ、白ネギ、海苔。激しく味を主張するものはなく、穏やかだった。

穏やかな味のラーメンだが、ブレると物足りなさを感じてしまうかもしれない。

東京都北区十条仲原1-11-2
営業時間
11:00〜16:00
定休日 月・火


このページのトップヘ