豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2021年07月


ramenichiban

ラーメン店検索アプリで見つけた店。

ネギラーメン(800円)の食券を購入。

茹でる前から黄色い細麺は、ネットで指摘されていたつなぎに卵を使用しているのだろうか。啜ると博多ラーメンの様な固さや粉っぽさがなく、スムーズに味が出ていた。

牛乳みたいに白いスープは、清湯スープの様な口当たりから素直な豚骨の味が出てくる。他の豚骨ラーメンに見られる骨っぽさ、コラーゲン、脂などは感じられなかった。

具はチャーシュー、キクラゲ、頼んだ割には冷涼感の効果が薄かったい白ネギ、青ネギ、海苔。

スープが半分程度になったところで、替玉を頼む。「かたい、からい、うまい」と店内のチラシに記載された、麺に唐辛子を練り込んだ赤玉という麺である。スープの甘さと麺の辛さで味に変化がつき、後半も飽きずに味わうことができた。始めからこのメニューがあればいいのではと思う人もいるだろうが、これはこれでいいと思う。

アレンジがうまくいったラーメン。近くにあれば時折立ち寄るだろう。

埼玉県狭山市新狭山2-6-2
営業時間
11:00~14:50
17:30〜21:00
定休日 月

misostyleregista

 Twitterのタイムラインに流れて来て知り、味噌ラーメン店ならと訪問。

味噌らぁ麺(850円)+大盛り(120円)の食券を購入。

丁寧に中華鍋で調理するスタイルで、マスク越しでも伝わる香りで食欲は膨らむ。

出てきたラーメンのスープはすみれ/純連に負けない熱々さ。ラードの蓋をめくり啜ると、コクと粘度が強過ぎず弱過ぎずの絶妙さ。白味噌多めなのか角の取れた味噌感で、ショウガが時折味覚を通過する。

麺はツルモチの食感で、噛みしめると想像していなかった甘さが徐々に味覚へ浸透し、気がつけば主役になっていた。

具はチャーシュー、ほぐしチャーシュー、メンマ、モヤシ、青海苔。

インパクトあるスープからおっとり刀の麺へ主役が変わるユニークなラーメン。

埼玉県三郷市新和1-195
営業時間

11:00~14:30
水~日
11:00~14:30
18:00~21:00
定休日 火

mangetsu

「酒田のラーメンを考える会」として東京ラーメンショーに出ており、名前だけは知っていた店。仙台店が東京に移転して1年以上経ちようやく訪問出来た。

ワンタンメン煮玉子入り(890円)の食券を購入。

出てきたラーメンのスープを啜る。煮干しはインパクトこそなかったが、他の味との調和を取りながらしっかり味覚に浸透していた。

そうめんの様な細身から力強い旨味が出ていた麺。

薄くしっとり滑らかな薄皮から、小さくもしっかり握られた拳のように固められた豚肉が出てくる。噛みしめればあっという間にほぐれ、強い味を出しあっという間に去る、味の変化をもたらすワンタン。

他の具であるチャーシュー、メンマ、白ネギは、いずれも噛み締めるほど味が出てくるもので、各々の味がじっくり味わえた。

食べ終えて、麺やスープに前日食べたうめ川@板橋区役所前を思い出したラーメン。こういうところが食べ歩きの面白さである。

東京都三鷹市下連雀4-16-15
営業時間
11:30〜19:50(L.O)
定休日 木

店名が変わってから初めての訪問。

中華そば(750円)+麺大盛(100円)の食券を購入。

厨房から煮干しが香り、食欲がそそられ続けていたら、ラーメンが出てきた。

スープを啜ると、クリアな見た目以上に力強く煮干しの香りと旨味が出てきた。昨今定着した、大量に煮干しを使用したセメントと呼ばれるスープへのアンチテーゼかと思った。

そうめんの様に細い麺はしっとりなめらかな食感で、麺にも煮干しを練り込んだの?と錯覚させるほどガッチリとスープと絡んでいた。

具は、メンマ、チャーシュー、白ネギとシンプルかつ十分な種類と量で、麺やスープに華を添える味。

こってりしたラーメンが続いていので、余計に体に優しいラーメンだと思いながら退店。

東京都板橋区板橋3-44-6
営業時間
11:00~14:20(L.O)
17:00~20:00
定休日
火曜日(祝の時は翌日休)

naritaya

7/19閉店の貼紙を見て訪問。土曜日の午後に到着し、改めて貼り紙を見ると、閉店日が7/25に変更されており、連休中も味わえる事になった。

野菜もりそば(1080円)の食券を購入。

出てきたもりそばの麺を啜る。硬めの茹で加減で、噛み締めると小麦粉の強い旨味が堪能できる。粉っぽさは微塵もなく、今どきのつけ麺の麺と比べても遜色ないレベル。

一方、浸すスープはクラシカル。出汁の効きの弱さを甘・辛・酸味がカバーしており、これはこれで一体感ある味になっていた。ただし、今どきのつけ麺しか知らないと、味がしないとクレームになるかもしれない。具のキャベツやモヤシ主体の野菜の心地よい歯応えと水気も手伝って、完食まであっという間だった。

店を出て見た到着時より延びた列が、長く続いた理由を教えてくれていた。19年間お疲れ様でした。

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