豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2021年12月

raimon

知ったのは90年代。しかし、駅から遠く、駐車場はあるかなと訪問を躊躇したままだった店。

ラーメン(750円)+中盛(100円)を注文。

強めの油が味覚を引き付け、出汁の旨味へとつなげる、甘めのスープ。食べた時は香味油かと思ったが、後で調べたところラードとの事。出汁の味は豚骨と乾物あたりが融合していたと思ったが、どうなのだろう。昔の情報は良く出てきたが、それから変わっていないのだろうか。

昔良く見られたクラシカルな細麺は、加水やや高めで柔らかめの茹で加減。伸びて台無しなんてことはなく、自身の味を出しつつ、濃い味のスープをしっかり受け止めていた。

具は、大きなチャーシュー、メンマ、白ネギ。

ようやく訪問出来たことと、クラシカルな味を堪能出来たことに満足し退店。

東京都町田市本町田937-16
営業時間
平日
11:00〜14:00頃
土・日・祝
11:00〜15:00頃
定休日
月・第2火


marubushitonya


ラーメン店検索アプリより選んだ店。

つけそば(900円)+中盛り(100円)の食券を購入。

鰹節のインパクトと動物系食材によるコク深さが特徴のスープ。麺を浸すとスープを易々と持ち上げ、適度な旨味と良好な喉越しをもたらす麺。

チャーシュー、メンマ、白ネギ、海苔の具を味わい、最後は鶏ガラベースのスープ割りをしてもらい器を空にした。

初めて食べたのに、慣れ親しんだ味。新鮮さはなかったが、安心して食べられるつけ麺だった。

群馬県高崎市問屋町西1-7-1
営業時間
11:00~15:00
18:00~21:00
定休日 月

dekoboko

ツイッターのタイムラインに流れてきた店ツイートを、リストに入れたらコロナ禍に。ようやく行かれるようになったので訪問。

味噌ラーメン(850円)+大盛り(100円)の食券を購入。

スープを啜ると、味噌特有の塩角とまろみが一斉に味覚に押し寄せてきたが、鶏、香味野菜などが使われた出汁がすぐに追いつき、味の一体感が生まれた。

表面がパンッと張った麺は、向かってくるスープを胸を貸すかのようにガシッと受け止め、スープに自身の味を味覚へと加えてきた。

具は、ローストポークチャーシュー、味噌ラーメンの相棒と呼べるモヤシ、白髪ネギ。

多くの人に受け入れられる、唯一無二の味のラーメン。もう一つの主役である麹ラーメンも試したい。

千葉県八千代市八千代台南1-11-9
営業時間
10:00〜15:00
定休日 不定


hacchan

来々軒を出て階段を登り、この店の列の後端につく。

ラーメンふつう(770円)の食券を購入。

スープはゼラチン質がしっかり浮かび、豚骨の強い旨味が途切れる事なく続く。

麺をリフト。博多ラーメンならこの位細くないと思いながら啜ると、これまた博多ラーメンらしい若干の粉っぽさから、小麦粉の塊へと変化し味覚に到達。のような味いうらしい細麺。

一蘭を食べた時から博多豚骨ラーメンが食べたい欲求が止まらなくなり、名店2軒に足を運んだ。これでしばらくは食べずに済む・・・だろうか?

神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21
営業時間
11:00〜19:30
定休日 無


rairaiken

2020年10月24日、本でしか知らなかった幻の店を、新横浜ラーメン博物館、支那そば屋、創業者親族らによって限りなく当時の味や器を再現させ開店。さすがラ博だと思ったのもつかの間、コロナ禍で外出自粛や施設休館などにより相当訪問が遅れてしまった。

らうめん青竹打ち(1100円)の食券を購入。

出てきたラーメンのスープを啜る。豚骨、鶏ガラ、煮干しなどの出汁の旨味とに醤油ダレの風味のバランスが綺麗に取れた味。今に伝わる東京醤油ラーメンのスープそのものだった。

角麺は、ややボソっとした食感であっさり噛み切れる。そして、出てくる旨味は甘みがやや弱く、僅かな粉っぽさある。今の中華麺との違いが端的に現れており、歴史を感じた。

具には、香ばしさと肉の旨味がたまらない焼豚に、甘過ぎず、辛過ぎずの絶妙な味付けのメンマ。かけられた手間暇がそのまま味に反映されており、細部まで再現にこだわった結果だと思いながら味わった。

昔の食べ物が復刻される事だけでも嬉しいのに、日本のラーメンの礎となった店である。いつまで出店しているか分からないが、可能な限り再訪して味わいたい。

神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21
営業時間
11:00〜19:30
定休日 無

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