豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2022年02月

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ソラノイロ食堂が短期間で閉店して驚いたのに、そのソラノイロと王道家によってラーメンショップオマージュの店が出来たことに更に驚かされた。

惜しむらくは、本物の猫がいないことか。

ネギチャーシュー麺(1090円)+ネギ飯(200円)の食券を購入。味の濃さ、油の量、麺の硬さが選べ、全部普通をお願いした。

ニンニク、ショウガ、豆板醤のほか、昆布酢やマヨネーズもある。

出てきたラーメンのスープを啜ると、慣れ親しんだニューラーメンショップの味である。東京背脂チャッチャ系より豚骨の出汁が効いており、タレの醤油の味も強めで、卓上に置かれた調味料の世話にならずに済んだ。

麺は中華麺として慣れ親しんだ太さ・加水率・味。ラーメンショップと比べ細いとのネットでの指摘や、写真を撮っていたら柔らかくなったが、いずれも気にならなかった。

具のチャーシュー、ネギ、メンマはスープ・麺と一蓮托生で、気がつけばなくなっていた。

ネギ飯の主役は油で和えたれたネギ。チャーシューの存在はかすみ、柔らかめの炊き加減だったご飯は、具と脂の受け止め役に徹していた。

○猫と書いてマルミャーと読ませる店名の通り、猫のイラストやグッズが店内外にあしらわれ、爪楊枝にはミントが塗布されと、小洒落た店で食べるラーメンショップの味。考えてみれば、都心の駅チカで食べられる貴重なラーメンショップでもある。

東京都豊島区池袋2-22-5
営業時間
平日
11:00~15:00
17:00~20:00
土・日・祝
11:00~20:00
定休日 月(祝の場合は翌日休)

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食べたくなり訪問。到着すると、日曜昼時とあって数名の先客があったので、しばらく待つ。

味噌拉麺大(910円)を注文。

豚骨などの動物系と白味噌ベースのスープを啜ると、浮かぶ生姜や白ゴマがわれにと味覚に飛びつき刺激を加え、続く味噌&ニンニク連合のコクと旨味によって味覚は味噌ラーメンに染め上げられた。

太麺は、白く強いモチモチ感とそこから続く強い旨味が特徴で、若干うどんぽさも感じられる、札幌味噌ラーメンとは違ったタイプ。

具は、チャーシュー、メンマ、白ネギ。

「生姜・ニンニクを多用したラーメン」の謳い文句は健在だったこと安堵し、器を空にした。

埼玉県蓮田市関山1-2-22
営業時間
平日
11:30~14:30
18:30~22:00
土・日・祝
11:00~16:00
18:00~22:00
定休日 年始


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ユニークな店名だけはネットで目にしていたが、まさか東京に出店してきたとは思わなかった。コロナ禍かつ開店直後は行列だろうと、しばらく様子を見た後訪問。

原点(1000円)を注文。焼豚は1枚をお願いした。営業時間中もスタッフが製麺を行っており、時折見ながら待つ。

出てきたラーメンのスープを啜ると強い甘みが味覚を支配。メニューには、「鰹をふんだんに使用した香味油に、醤油独自の甘みを活かした」と書かれており、そりゃ醤油が主役になるな、大量に使用した鰹は、しっかりと構築された土台である出汁の一部だろうと思った。その出汁の食材がメニューに書かれておらず、あとで調べたところ貝出汁とのこと。豚や鶏の白湯や煮干しに見られる力強さは控えめで、クセが少なくゆっくりと味が競り上がってきたのはそのためかと思った。

太麺はもちもちで、小麦粉の味が存分に感じられるもの。見た目からはすぐに想像出来ない濃い味のスープに負けない強さがあった。

メニューに焼豚1または2枚とあったので、麺とスープを味わうラーメンかと思いきや、麺屋武蔵を思わせる角煮のような煮豚が乗っていたのは驚いた。箸で掴んでパクつくと、とろとろの食感から肉汁が滴り落ちと、お約束のような展開が味覚に繰り広げられた。歯ごたえと食感重視で、ほんのりとした味付けの太メンマと併せて、具も立派な主役だと身を持って主張していた。

洗練された見た目の下にはインパクト、力強さ、強い主張がみなぎっていたラーメン。通し営業で、この界隈では定休日である店も多い日曜も営業しており訪問しやすいので、機会を作って再訪したい。

東京都渋谷区恵比寿西2-10-3
営業時間
平日
11:00〜21:00
土・日・祝
10:00〜21:00
定休日 無

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雪景色が見たくなり訪問。

らーめん(800円)の食券を購入。

目の前に広がった銀世界・・・ではなく、ラーメンが出てきたのでスープを啜ると、豚骨の旨味と背脂のとろみが味覚を覆う。コレコレと思いながら、よき相棒であるニンニクを投入し、豚骨の弱さをフォローした。

背脂をまとい、豚骨スープを脇に従え、雪道を疾走するかのように、つるつると啜れる太麺。見た目の主役がスープならば、味の主役はこちらだ。

具の薄いチャーシュー、太メンマ、白ネギも一蓮托生となり、気がつけばなくなっていた。

久しぶりに雪景色を楽しめたことに満足し、退店。

東京都葛飾区小菅2-21-13
営業時間
11:00〜4:00
定休日 無

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店前に列がなかったので、入店。

ラーメン(800円)の食券を購入。家系ラーメン店だと思っていたが、台湾そばや二郎系を思わせるクタ野菜のトッピングなど、柔軟性があるメニューだった。

出てきたラーメンのスープを啜る。直系と比べ、乳化強めで醤油辛さは抑えられている。豚骨や鶏ガラなど動物系に加え、家系で使われるのは珍しい昆布と思われる旨味も感じられた。

太縮れ麺は、直系と比べ固めに茹でられ、プリプリ感に秀でる。乳化が強めのスープを弾くことなく、まとわりつかずと相応の絡みの良さだった。

具は、直系同様のスモークチャーシュー、ホウレン草、海苔。

この界隈ではここ1〜2年で家系ラーメンを出す店が増えたが、食後に出来ていた行列を見て、支持する人は多いのだなと思った。これなら当面食べられなくなるという事はなさそうだ。

東京都千代田区外神田3-7-8
営業時間
10:30〜22:15
定休日 無

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