豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2023年11月


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昔、荻窪店に訪問し、二郎に負けないほどニンニクが効いた味が印象に残っていた。ラーメン店検索アプリで見つけ、夜営業のみの荻窪に対し、昼営業もあるこの店に訪問。

特製ねぎらーめん(1000円)+半餃子(300円)を注文。

出てきたラーメンのスープを啜る。鶏ガラベースでニンニクもいたが、主役は黒コショウ。肉料理の黒胡椒炒めや黒胡椒焼きに匹敵するほど効いており、好みがはっきりと分かれるだろう。

細縮れ麺はしっとりなめらかな食感、穏やかな旨味、喉越しの良さが特徴で、コショウを除けば穏やかな味のスープとの相性も申し分なかった。

意外と早くなくなった麺に代わって後半の主役を努めた豚バラ肉は、スープに自身の甘み乗せ、黒胡椒との甘辛のバランスを大きく甘みへ傾けさせた。しゃっきりした食感のメンマ、ニラ、白ネギ、ワカメ。頼んだものの、辛く和えられた白髪ネギはなくても良かった。

餃子は大きめで、見た目にふさわしいパリッとし食感と香ばしさから、ニラやキャベツなどの野菜主体の餡の甘みが味覚に広がった。

丼底の黒コショウの粒を噛み締め、別皿で出された紅ショウガで口内の油分を切り、会計&器をカウンター上に上げた。

埼玉県久喜市南4-7-22
営業時間
11:30〜14:00
17:30〜20:00
定休日
月・火


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ようやく訪問できた店。

九条ネギラーメン(1050円)+麺中盛(100円)の食券を購入。麺の茹で加減、味、油の量は全て普通でお願いした。

出来たラーメンのスープを啜る。醤油強め鶏油は影に隠れる。家系から期待する濃度と粘度は十分あるが、この店のルーツとなった昔の武道家を味わった身としては少し物足りない。しかし、このスープが麺や具が容易に絡んでおり、何事もバランだと思った。

王道家と書かれた麺箱から取り出された麺。肉厚で、小麦粉の香りと旨味が、家系ラーメンの中では異例なほど高いレベルで堪能でき、味の主役を張っていた。

具は、香ばしさを振りまき、ラーメンの味を邪魔しすぎない味付けのチャーシュー。水気とシャッキリ感の歯応えで存在感を示した九条ネギ。逆に存在感が薄かったホウレン草。風味豊かで家系ラーメンらしい存在感の海苔。

味、ボリューム、食べやすさをハイレベルで両立させたラーメン。行列ができるのも納得だった。

東京都豊島区西池袋1-18-1
営業時間
11:00〜15:45
17:30〜23:45
定休日
無(臨休あり)


第1幕へ行ったので、当然第2幕も訪問。

こだわり ラーメン
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ブルターニュ産オマール海老のエスプーマ豚骨


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海外から出店したラーメン店、エスプーマ豚骨スープ、当方にとってすべての初めてが一度に体験出来るなら、並ぶことも苦にならないと、一番の長さだった列の後ろについた。

オマール海老と濃厚豚骨のWスープ。イベリコ豚のチャーシュー。オマール海老しんじょ。

エビの香りに誘われスープを啜る。クリーミーな表層の泡とブルターニュ産ポルティエバターがすぐに結びつき、その集合体から海老と豚骨の旨味が弾け飛ぶかのように味覚一杯にあふれた。

フランス産小麦粉による自家製麺は、ボソッとした食感からオーションの様な強烈さはないが、程よい旨味が出ていた。

オマール海老のしんじょ(練り物)は、海老ガーリック味噌のスパイシーさが主役のすり身を食っていた。

備長炭で炙られ、絶妙な味の染み方だったフランス産イベリコ豚のチャーシューが、オーソドックスに思えたほど。

これがフランスらしさなのかと納得かつ満足し、2軒目の列へと向かった。

稲庭中華そばの会


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プレミアム稲庭中華そば


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漫画「らーめん再遊記」に取り上げられたことで稲庭中華麺を知り、いつ店に食べに行こうかと思っていたところ、東京ラーメンショーに出店すると知り選択。

スープを啜る。味覚に残るバタートッピングの海老豚骨スープも何のその。比内地鶏様のお通りである。あれだけ強い味だったスープがみるみるうちに鶏へと置き換わっていった。これが1杯目だったらより強烈な印象だったろう。

いよいよ主役の麺を啜る。自身の滑らかさにスープに浮かぶ油が後押しし、スルスルと軽快に啜れるどころか、あまりにも軽快すぎて、噛まずに飲み込んでしまいそうになったほど。噛みしめると、滋味深い味が味覚に広がった。

具は、さっくり食感からラーメン全体にかかっていた黒コショウが効いていたメンマ、チャーシュー2種、ラーメンの具としては珍しいナメコ、白ネギ。

「最高ののどごしとなめらかさ」を体験することが出来、並んで食べた甲斐があった。

第2幕
11/1~11/5
時間
10:30~20:30(11/5は10:30~18:00)

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ラーメン店検索アプリで知った店。到着すると、外壁にメニューが掲げられており、足を止めてしばし悩む。そして中に入り、メニューを広げて長考したほど品数豊富である。


特製皿タンタン(900円)を注文。

出てきた大皿を見て、なるほど、これはうまいところを狙ったと思った。あれほどメニューを見たのに、画像では皿うどんの麺に見えず、小さくて分からなかった細揚麺の文字。そう、長崎皿うどんの麺にエビ、キャベツ、モヤシ、ニンジンなどの具。そこに豚挽き肉、ニンニク、唐辛子が加わり、とろみが強い醤油味の餡がかけられた皿うどん。


チェーン店のおかげもあって、慣れ親しんだ皿うどんに、ニンニクと唐辛子を上手く合わせた味。

麺量も多かったのに、残った具を食べるために、ご飯を追加で頼む迷ったほど後を引く味。なんとか頼まずに器を空にした。

神奈川県川崎市中原区上新城2-2-20
営業時間
平日・土
11:15〜0:45(L.O)
日・連休最終日
11:15〜23:15(L.O)
定休日 無

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