豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2024年08月

masutani

本店への訪問は移転前、支店であるこちらへは初。随分と久しぶりに味わうことになる。

九条ネギラーメン大(1090円)の食券を購入。茹で加減、油の量、味、辛さは全て普通でお願いした。

スープは、鶏ガラのコクと厚みのある旨味に、醬油が味の輪郭を作る。背脂の甘さと、途中で増した特製一味唐辛子がアクセントとなって、これぞ京都ラーメンの1つと呼べる味だった。

麺はやや細めでしなやかさがあり、噛み締めると、適度なプリモチ感と旨味がしっかりと感じられた。個性的なスープに埋没することなく、しっかり絡んでいた。

具はチャーシュー、九条ネギ、メンマ。九条ネギの歯応えと水気を存分に堪能した。

天下一品のあっさりを時々食べてはいたが、関東における京都三層スープの本家と呼べるこの店はやっぱり違った。時には訪問しなければと思いながら退店。

東京都中央区日本橋室町4-3-14
営業時間
平日
10:30~22:30
土・日・祝
10:30~22:00
第1日曜
10:30~15:00
定休日 無

tamaruya


ラーメンオギノに向かう途中で見かけて気になり、オギノの後に訪問。

専科豚そば(900円)を注文。表に貼られたメニュー写真や看板を目立たせる事でラーメン店であることをアピールしていた程、ラーメン店らしからぬ内外装。ファミレスのように、水や紅ショウガ、辛子高菜などを取りに行きながら、ラーメンが出てくるのを待つ。

水と豚骨だけで2日間かけて丁寧に作ったと謳われたスープは、甘みと旨味、濃度とキレ味、いずれもバランスが取れており、細麺は見た目や茹で加減は博多ラーメンのそれ。勿論、相性の良さは書くまでもない。具は、チャーシュー、味付け玉子、キクラゲ、博多ラーメンでは珍しい紫玉ネギの具。

宇都宮で博多ラーメンが食べたくなったときに真っ先に選択肢となる店。この店、アレンジメニューが豊富で、これをメインにした方がいいのではと思った。次回はこれを試したい。

栃木県宇都宮市池上町1‐1
営業時間
11:30~14:30(L.O 14:00)
17:00~20:30(L.O 20:00)
定休日

ogino

宇都宮には何回が行っているが、全く知らなかった店。

入店してすぐに、チャンポン(800円)+餃子5個(350円)の食券をレジで購入。

チャンポンといえば長崎が有名だが、この店のそれはオリジナル。田丸@目黒を思わせる、平皿に盛り付けられ出てきたチャンポンを一箸。

ビーフンと紛う細さの麺。甘さの中に出汁と旨味調味料がしっかり感じられた餡掛け。ニラ、キャベツ、ニンジン、モヤシの野菜類に、甘い味付けの豚肉。これらが一体となって味覚に現れる。甘い甘いと書いたが、クドさはなく、苦手な方でも自然と受け入れられるだろう。

キャベツ、ネギの緑が映え、シャッキリとした歯ごたえが特徴の餡と、しっとりした食感で餡と一体となって味を出していた皮の組み合わせの餃子。

「ラーメンと甘党の店 オギノ」店頭ディスプレイの上に置かれた看板が、特徴を一言でまとめくれており、その通りだなと思った。

栃木県宇都宮市池上町2-10
営業時間
11:00〜21:00
定休日 無

kintaro

アイオイを訪問した時に、気になっていた店。

ラーメンチャーハンセット(780円)を注文。

出てきたラーメンのスープを啜る。最近の店と比べれば濃度はさほどではなく、激しく背脂が振られるわけでもない。食材由来の塩気がほんのり効いた、豚骨がしっかりと感じられた味。

固めの茹で加減、適度なモチモチ感と旨味が出ていた麺。

具は、バラチャーシュー、甘めの味付けのメンマ、白ネギ。

チャーハンはパラシトで、見た目以上に味を主張する豚肉と、レンゲ休めの役割をここでも担っていた福神漬けの組み合わせ。

昔はこの様な味のラーメン出す店をは多々あっただろうが、今、似た味を出す店は思いつかない。中々訪問することは出来ないが、頑張って機会を作ろう。

東京都板橋区志村3-27-1
平日
9:00〜19:00

9:00〜15:00
定休日
日・祝

takanome

昔食べて満足した駒場東大前の千里眼が、まさか姉妹店を出し、そこがチェーン展開するとは思わなかった。

ラーメン小 豚あり(1100円)の食券を購入。無料トッピングは、ニンニクとこの店特徴の辛揚げをお願いした。

ヌルヌルの床。滑らないよう慎重に着席。カウンター上に置かれた山盛り入った丼をこれまた慎重におろした。

レンゲや箸を駆使してこぼさないよう慎重に麺とスープを混ぜた後、麺を持ち上げる。固くこれでもかと小麦粉が詰められており、「つるつる」ではなく「ワシワシ」がしっくりくるような食べ方。やっと口内に収め噛み締めると、「小麦の甘みが広がるよ、どこまでも」だった。

続いてレンゲでスープを啜る。とろとろ乳化で甘みが強く、二郎系では久しぶりに味わえた。これだけ強烈な個性の麺と合わせるのだから、こうなるのも納得できる。

大きな豚、水分量に驚いたモヤシ、長時間効果を発揮するニンニク、味変アイテムとして麺とスープと渡り合った空揚げ。

千里眼では「評判の良さを実感。もう少し行き易い所にあれば通ってしまいそうだ」と書いたが、10年以上経ち流石に通うのは出来なくなった。だが、この味なら量を減らしたて時々行こうかなと思った。

東京都豊島区西巣鴨3-19-9
営業時間
11:00〜15:00
17:00〜22:00
定休日 無

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