豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

2025年07月

eita

開店してすぐの頃以来の訪問。

永太ラーメン(1300円)の食券を購入。

自家製太角麺は、なめらかな表面が啜りやすさと喉越しの良さに貢献しており、噛みしめれば強いコシと豊かな甘みが感じられ、中盛である250gが瞬く間に量を減らしていった。

店外に掲示された「豚骨・鶏ガラをはじめとした動物系に風味豊かな魚介系を合わせたスープ」は、それらの味が嘘偽りなく味覚に伝わる。序盤は濃厚かつ甘みが強く、最後は醤油がキリッと味を締め、次の味を迎える。

具は、柔らかいが噛み締めて味を引き出す楽しみを残してある、大きなチャーシュー、数が多く甘めの味付けのメンマ、味付玉子、海苔。

高濃度かつ高粘度のスープに固めの茹で加減の麺と、ひと頃に多かった濃厚豚骨魚介ラーメンとは一線を画した、高度にバランスが取られた味のラーメン。もう少し数を増やさなければ。

埼玉県川口市芝5-2-14
営業時間
11:00~15:00
定休日
月・金
※材料切れなどで早仕舞いあり

takinogawataishoken

南池袋店浦和大勝軒のおかげで、段々と東池袋大勝軒の味が分からなくなってきたので、久しぶりとなるこの店に訪問。

野菜ラーメン(1600円)の食券を購入。昨今の物価高によって、この店の麺類も1000円を超えており、仕方ないなと思いながら待っていたが、出てきたラーメンを見て安心。「腹いっぱい食べてほしい」という東池袋大勝軒初代店主の思いが引き継がれていたからだ。

野菜の山を崩しながらレンゲを差し込み、スープを啜る。節系の味が先行し、動系のコクのある旨味が後を追い一体化、東池袋大勝軒の味へとなった。

東京の店の茹で加減が固め全盛の中、柔らかめながらもモチモチ感があり、太さから期待する味も存分味わえた麺。

枚数が多く、最近の柔らかなものとは違い、噛み締めて肉の味を引き出す喜びがあったチャーシュー。炒められたことによる香ばしさとシャキシャキの歯ごたえと、スープに浸ったことによる柔らかさの相反する食感が楽しめ、甘さと水気が味にアクセントをつけていた野菜。その他はメンマ、ナルト、海苔。

古き良き時代の東池袋大勝軒が味わえたことに安堵した。

東京都豊島区東池袋1-32-2
営業時間
11:00〜22:00(21:30 L.O)
定休日

harada

店名は知っていたが、訪問は初。

手揉み中華そば(950円)+中盛(100円)の食券を購入。

スープを啜ると油の効果もあってか熱々で、せっかくの魚介の風味と旨味が途切れ途切れとなった。冷めるにつれ、回線が復旧するかの様に魚介がクリアに伝わり、一緒にきた鶏主体の動物系との名調子を繰り広げた。

平打ち麺はモチモチ感に秀で、過度にならずスープとのバランスが取られた味を出していた。

具は、柔らかく、香ばしさと肉の味がマッチしていたものと低温調理らしい味わいの2種類のチャーシュー。甘めの味付けのメンマ。小松菜、白ネギ、海苔。

評判の良さをようやく実感することができ、腹も心満たされ退店。

埼玉県さいたま市南区南浦和2-28-13
営業時間
平日・土
11:30〜14:30
18:30〜21:30
11:30〜16:00
定休日

kamikaze

YouTubeの食レポ動画を見て、名前だけしか知らなかったこの店に、重い腰を上げ訪問。到着すると10名以上の列があり、後端についた後、約45分後に入店。

醤油ラーメン大(950円)の食券を購入。

出てきたラーメンのスープを啜ると、味覚は大きな何かに優しく包まれた。一瞬レンゲが止まった程のインパクトで、人間本当に驚くと固まるんだと思った。

細麺は、滑らかな麺肌でしっとりしなやか。するすると軽快に啜れ、勢い余って喉奥へ直行しないかと少し気を使う。噛み締めれば、ゆっくりとだが小麦の力強い味が出てきた。

具は、肉とタレの味のバランスが綺麗に取れたチャーシュー、穏やかな味の穂先メンマ、青ネギ、海苔。

器を空にしたあと脱力した程、圧巻だったラーメン。次回は、塩を頼みたい。

神奈川県横浜市戸塚区汲沢町1202
営業時間
11:00〜14:45
定休日

yozan

ネットで開店を知った店。

味噌らぁ麺(950円)+麺大盛(150円)の食券を購入。

豪快に中華鍋を振る音を聞きながら待っているとラーメンが出てきた。

高粘度かつ濃厚でありつつ、切れの良さも秀でていたスープ。味噌由来の塩気は、比較的抑えられていたような気がした。

モチモチ感と粘りが特徴の太丸麺は、非札幌味噌ラーメンでよく見られるもの。スープとも適度な絡みをみせていた。

サイズと味に厚みがあった、炙りチャーシュー。柔らかく、甘辛のアクセントがほんのりとつけられていたメンマ。白ネギ。味噌ラーメンでは多く見られるが、なぜか水気の効果があまり感じられなかったモヤシ。モヤシの代わりに役目を果たした玉ネギと、コク出し要員の挽肉は最後に姿を現した。

日曜定休かつ短めの夜営業時間とややハードルは高いが、比較的行きやすい場所にあるので、時々は訪問しよう。

東京都北区浮間4-6-10
営業時間
11:00〜14:00
17:00〜20:00
定休日
水・日

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