当方のラーメン=醤油ラーメンという思い込みを打ち破ってくれた店。当時の東京のラーメンにはないものばかりで、物珍しかっただけでなく味も良かったので、何度か足を運んだ。

東京でも博多豚骨ラーメン店が珍しくなくなった今も行列が出来ており、久しく前を通るだけだったが、たまたまそれがなかったので訪問。

昔とは違い、ぼんしゃんも選べる様になっていたが、九州じゃんがら(600円)を注文。

このメニューでは豚骨の他、鶏ガラ等も使われている事は随分前に知っていたが、改めて食べてみると、博多ラーメンとは少し違ったクリーミーな味わい。油の加減か、遠くにバターの様な味を感じる。

白濁で角張っており、明らかに御天とは違った特徴の麺。啜ってもプリプリという表現が使えてしまう。だが、これが許せてしまうのは老舗の成せる技か。

具は、古くからある博多ラーメンより出来が良いチャーシュー、メンマ、キクラゲ、青ネギ、白ゴマ。

たまには思い出の味に浸るのも良いもんである。

東京都千代田区外神田3-11-6
営業時間
平日
10:30~23:30
土・日・祝
9:30~23:30
定休日 無