渋谷にある床屋での待ち時間中に、ネットを見て知った店。散髪終了後に早速訪問。

店外のそこかしこに煮干しの文字。「煮干しが苦手な人、ご遠慮ください」と書かれていたが、中に入らずとも苦手な人は近寄らないだろう。もちろん香りは書くまでもない。

煮干ラーメン中(750円)の食券を購入。麺の茹で加減、味の濃さ、油の量が調整出来、今回は全て普通でお願いした。

さて、ここまで予告されれば、啜ったスープの味は看板に偽りなし。満足出来るかと思いきや、思わぬ刺客が。小豆島産杉樽醤油をベースに、様々な調味料、カキ、昆布、そしてアゴ煮干から成る醤油ダレ。醤油特有の辛みが煮干を飲み込んでしまったのである。一方ダシは、シンプルに鶏と煮干しとあった。これではタレ主体の味となってしまうだろう。

麺は強く縮れた太麺。驚異的なプリモチ感と喉越しの良さ。そして、幅広麺がいいアクセントとなっていた。

具は、小振り乍ら味の染みたチャーシュー、めじろ@代々木を思わせた白ネギ、メンマ。

当方、博多豚骨ラーメンのイメージだったのが、いつの間にか煮干ラーメンに主役が交代。とうとうこの店では、マークの文字には凪ではなく煮干王と書かれていた。一方豚骨ラーメンは香港店の味を逆輸入と、何だか家電メーカーみたいになってしまった。それ程までに気合いの入った店の筈だが、煮干し以外で食べ手を選ぶ要因があったとは思わなかった。ブレでなければいいが。

東京都渋谷区渋谷3-7-2
営業時間
11:00~15:30
17:00~23:00
定休日 日