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ネットで知った店。都内でも僅かだが食べられる様になってきた、勝浦タンタン麺を出している。しかも、勝浦にある店の御子息が営んでいるとあれば、期待は高まってくる。

土地勘か地図が無ければ辿り着けないだろう住宅地の路地裏に店はある。1軒家の1階店舗部分を改装しており、通りに立てられた幟や暖簾が出ていなければ、ラーメン屋と全く分からない外観である。

中に入ると、元の店の名残りなのか上がりかまちがある。幸い靴のまま上がれるので、奥へと進み、カウンター席に着いた。

勝浦タンタンメン(700円)を注文。

豚骨ベースのスープは、辣油の辛さを別としてもキレがあるあっさりとしたもの。それ故、辣油がストレートに味覚や器官へ侵入してくる。

細ストレート麺は、加水低めの旨味重視。淡々と己の仕事をこなしていた。

具は、玉ネギと挽き肉。決して多くはなかったが、冷涼感とコク出しの仕事はきっちりこなしていた。

ストイックな担々麺を堪能出来た。タンタンメン以外の麺類もあるので、次回はこれを食べてみたい。

東京都新宿区上落合3-28-9
営業時間
11:30〜22:00
(スープ切れ次第終了)
定休日 火、水