ラーメンWalker武蔵野・多摩に掲載されており、店名と写真に魅かれて訪問。「ばか」の文字が入った店は、麺バカ息子@京急蒲田他、ネットで検索するとポツポツと出てくるが、ここまでストレートな名前の店は少ないだろう。

ねぎばか(900円)の食券を購入。カウンターの高さに比べ、椅子の高さが極端に低く、食べるのに支障がないのかと着席して思った。そして、豪快な音と共にバーナーで何かを炙っているのが目に入った。

そのカウンターには、紅ショウガ、白・黒コショウ、ハバネロ、揚げ玉、そして店員に声をかければニンニクが用意され、かなり調味料は豊富である。

ラーメンが出てきた。スープはクリーミーだが粘度はさほどではない。素材由来の甘さとピリ辛が特徴で、言われれば味噌だという塩梅の味。

中太加水高めで、喉越しの良さと程々の旨味が出ていた麺。

そして、炙られていた正体はキャベツとチャーシュー。焦げていて食べられるのかと文句を言う人もいるだろう。

そんな面々が丼の中で一つにまとまってしまうのだから面白い。スープに埋没させるのではなく、一つ一つの味が合わさってより良い味へとなる。そう言えば、椅子の低さも食べる時には何にも思わなかった。

食べてみなければ分からない。とにかく食べてみてというメッセージが伝わってきたラーメン。妙に納得させられ退店。

東京都調布市仙川町1-21-24
営業時間
11:30〜16:00
17:30〜23:00
定休日    無