いつか行かれる、いつでも行かれると思っていると、いつの間にか閉店し、食べられなかったという話しはよく聞く。当方は江ぐちがその1軒。従業員が引き継ぎ、みたかとなってようやく食べに行く事が出来た。
到着すると、日曜午後とあって少し行列が出来ており、しばし待つ。
ラーメン(500円)を注文。
正方形に囲まれた厨房は手元が良く見える。店主の右側に麺を茹でるための大鍋、左には臭み消し用のニンジンが浮かぶスープが入った寸胴。丼はカウンター右側に置かれ、旨味調味料タレが入り、麺、スープが加わるのを待つ。
スープはオーソドックスな鶏ガラベース。しっかり旨味調味料の刺激があり、魚介出汁の効果は半減してしまったが、まぁよい。
太麺は東京ラーメンショーで食べた、十郎兵衛の比内地鶏極太醤油ラーメンを彷彿させた。それと比べるとボソボソ感は弱いが、粘りと旨味が強いことは共通する。スープとの相性も良く、これが支持される理由なのかなと思った。
具は、チャーシュー、薄味であることに好感が持てた幅広メンマ、白ネギ、ナルト。
昭和24年創業の江ぐち。その時代にあの個性的な麺というのが一番の売りであり、今でも支持される理由なのだろう。引き継がれ今も食べられる幸せに感謝。
東京都三鷹市下連雀3-27-9
営業時間
11:00~14:00
17:00~20:30
定休日
月曜、第1・3日曜
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