
突然福島へ行きたくなり、新幹線へ乗る。車内でラーメン店検索アプリやブログ等で検討した結果、この店に決めた。
到着すると、評判通り10名弱の行列が出来ており、後ろへついた。
客席側は木を多用したカウンター席に白い椅子、入口脇にはテーブル席。棚にはアンティークグッズが置かれ、お洒落な店内だった。
5種類の貝だしソバ(800円)+麺大盛(100円)を注文。
注文時にシソ脂か燻製脂かを尋ねられたので、前者をお願いした事が、当方にとってこのラーメンの印象を決定づけた。
出てきたラーメンのスープを啜る。シソが香り、味覚には鶏の旨味が満遍なく伝わる。あれっ貝は?とさがしたところ、おっとり刀でハマグリの味が出てきた。
やや固め、というかアルデンテと書きたくなる茹で加減。啜り噛みしめても、やっぱりパスタを彷彿とさせる麺。これがスープと合っていたのだから不思議である。メニューと共に綴られた、「当店を選んでいただきお金を頂くからには、作れるものは全て自家製にこだわった」という言葉通りだった。
低温調理チャーシューは、最初の薄ピンク色から白色へと、まるでしゃぶしゃぶ肉の様に色が変わり食べ頃になった。他は、穂先メンマ、ほうれん草他。
スープパスタよりスープパスタらしいラーメン。相変わらずありきたりな感想だが、うつわは空になったので、それで良しとしたい。
福島県福島市新町3-14
営業時間
11:00〜14:20 (L.O)
17:30〜20:50(L.O)
定休日 水
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