昔食べて満足した駒場東大前の千里眼が、まさか姉妹店を出し、そこがチェーン展開するとは思わなかった。
ラーメン小 豚あり(1100円)の食券を購入。無料トッピングは、ニンニクとこの店特徴の辛揚げをお願いした。
ヌルヌルの床。滑らないよう慎重に着席。カウンター上に置かれた山盛り入った丼をこれまた慎重におろした。
レンゲや箸を駆使してこぼさないよう慎重に麺とスープを混ぜた後、麺を持ち上げる。固くこれでもかと小麦粉が詰められており、「つるつる」ではなく「ワシワシ」がしっくりくるような食べ方。やっと口内に収め噛み締めると、「小麦の甘みが広がるよ、どこまでも」だった。
続いてレンゲでスープを啜る。とろとろ乳化で甘みが強く、二郎系では久しぶりに味わえた。これだけ強烈な個性の麺と合わせるのだから、こうなるのも納得できる。
大きな豚、水分量に驚いたモヤシ、長時間効果を発揮するニンニク、味変アイテムとして麺とスープと渡り合った空揚げ。
千里眼では「評判の良さを実感。もう少し行き易い所にあれば通ってしまいそうだ」と書いたが、10年以上経ち流石に通うのは出来なくなった。だが、この味なら量を減らしたて時々行こうかなと思った。
東京都豊島区西巣鴨3-19-9
営業時間
11:00〜15:00
17:00〜22:00
定休日 無