ブルターニュ産オマール海老のエスプーマ豚骨
![kodawari_ramen-omarebitonkotsu](https://livedoor.blogimg.jp/titabetamono/imgs/f/6/f68b850e.jpg)
海外から出店したラーメン店、エスプーマ豚骨スープ、当方にとってすべての初めてが一度に体験出来るなら、並ぶことも苦にならないと、一番の長さだった列の後ろについた。
オマール海老と濃厚豚骨のWスープ。イベリコ豚のチャーシュー。オマール海老しんじょ。
エビの香りに誘われスープを啜る。クリーミーな表層の泡とブルターニュ産ポルティエバターがすぐに結びつき、その集合体から海老と豚骨の旨味が弾け飛ぶかのように味覚一杯にあふれた。
フランス産小麦粉による自家製麺は、ボソッとした食感からオーションの様な強烈さはないが、程よい旨味が出ていた。
オマール海老のしんじょ(練り物)は、海老ガーリック味噌のスパイシーさが主役のすり身を食っていた。
備長炭で炙られ、絶妙な味の染み方だったフランス産イベリコ豚のチャーシューが、オーソドックスに思えたほど。
これがフランスらしさなのかと納得かつ満足し、2軒目の列へと向かった。
稲庭中華そばの会
![iananiwachukasobanokai(1)](https://livedoor.blogimg.jp/titabetamono/imgs/2/f/2fd3c382.jpg)
プレミアム稲庭中華そば
![premiuminaniwachukasoba](https://livedoor.blogimg.jp/titabetamono/imgs/4/d/4d636acb.jpg)
漫画「らーめん再遊記」に取り上げられたことで稲庭中華麺を知り、いつ店に食べに行こうかと思っていたところ、東京ラーメンショーに出店すると知り選択。
スープを啜る。味覚に残るバタートッピングの海老豚骨スープも何のその。比内地鶏様のお通りである。あれだけ強い味だったスープがみるみるうちに鶏へと置き換わっていった。これが1杯目だったらより強烈な印象だったろう。
いよいよ主役の麺を啜る。自身の滑らかさにスープに浮かぶ油が後押しし、スルスルと軽快に啜れるどころか、あまりにも軽快すぎて、噛まずに飲み込んでしまいそうになったほど。噛みしめると、滋味深い味が味覚に広がった。
具は、さっくり食感からラーメン全体にかかっていた黒コショウが効いていたメンマ、チャーシュー2種、ラーメンの具としては珍しいナメコ、白ネギ。
「最高ののどごしとなめらかさ」を体験することが出来、並んで食べた甲斐があった。
第2幕
11/1~11/5
時間
10:30~20:30(11/5は10:30~18:00)