豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

カテゴリ: 茨城県

onimonogatari


様々な媒体で目にしており、名前のインパクトある店名に惹かれ訪問。

本日の限定3の(850円)食券を購入。担々麺、秋刀魚の肝と秋刀魚煮干と一緒にボードに記載されていた、鴨と天草をお願いした。

食券機の左上にあるボタンがその店の一押しメニューとよく耳にするが、この店は限定メニュー1~5まで横一線に並んでおり、それだけ様々なメニューができる自身の現れだろう。

なめらかな食感の細縮れ麺の隙間から、スープの鴨が伝わってくる。さながら毛細血管のようである。甘みの鴨に対しての玉ネギの辛みが実に心地良い。

具は、豚と鶏胸肉のチャーシュー、玉ネギ、芽キャベツ、大葉、三つ葉。

完成度のラーメン。これを保ったまま異なる味を次々と提供するのだから、驚きを禁じえない。

茨城県つくば市榎戸685-5
営業時間
11:00〜14:30
17:30〜21:00
(スープ無くなり次第終了)
定休日 木

menshoisuke

そういえば、つくばがご無沙汰だと思い、雑誌「ラーメンWalker茨城2019」の掲載店からこちらを選んで訪問。

淡麗そば(780円)+麺大盛り(150円)を注文。

味の土台である鶏、鶏の影に潜む節、角を丸められた醤油ダレ、脇を固める煮干し油で構成されたスープ。同じような見た目のラーメンの中には、極端に何かを効かせるものがあるが、このラーメンは淡麗の名にふさわしいまとめ方だった。

プリモチ感、程良い旨味、スープとの絡み具合、喉越し。そのいずれもが中華麺らしいものだった中細多加水麺。

具は、チャーシュー、タケノコ、多めの量が味変アイテムとなる三つ葉、白ネギ、小ネギ。

どこかで食べた事がありそうでない味。味と味との隙間を際どくすり抜けて出てきた感じ。もちろん満足し、器を空にした。

茨城県つくば市学園の森2-1
営業時間
11:00~14:30(L.O)
17:00~21:30(L.O)
定休日 無

ryunohige

前回のあってりめんこうじ同様の理由で、長く訪問出来なかった店。

龍のひげ塩ラーメン(750円)+大盛り(100円)の食券を購入。香味油がエビ、ホタテ、エビ背脂から選べたので、ホタテをお願いした。

出て来たラーメンのスープを啜る。鶏のコクは感じられるが、あまりにも弱い。スタートとともに、ゴールに向かって全力で羽ばたきながら走る鶏を想像していたら、地面に座ったまま動かない困った鶏だった。

思いのほか太く、強い旨味を出していた麺。除雪車のようにスープの味を遠くに吹き飛ばし、主役を務めていた。この麺なら、もっと高濃度・粘度のスープでも受け止められるだろう。

ぐは、炙りチャーシュー、太いメンマ、チンゲン菜、香ばしさが感じられた白ゴマ、海苔。

理由は分からないが、時にはこんな事もあるのだなと思いながら退店。

茨城県水戸市元吉田町3267
営業時間
11:30~14:30
18:00~21:00
定休日 月(祝の時は翌日休)

tsukubaken

ラーメン店検索アプリで見つけた店。下館には幾度か来ているが、下館ラーメンがあるとは知らなかった。アプリによれば、この店が元祖とのこと。現在の建物は昭和40年頃に建てられたらしいが、もっと古く感じられた。

中に入ると、どこで注文していいのか分からない程、店主と先客とが話しに興じていた。

ワンタンメン大盛り(600円)を注文。

スープを啜る。鶏ガラのダシがはっきり伝わるのに対し、醤油ダレが弱い。そのフォローは鶏肉が担う。鶏肉を噛み締めると、同じタレが染み出て、口内で合わせて丁度良い味となる。

柔らかな茹で加減の麺は、特筆すべき点はないが、スープと良く合っていた。

皮は手で薄くする。ローラーを使うと曲がってしまうからと、店主が繰り返し話していたワンタン。スープ色をまとい、小振りで麺と同化していた様は、まるで昆虫の擬態。気が付かないと麺やスープと一緒に飲み込んでしまい、肉の旨味であれっと気がつく。でも、これはこれで良かった

客に気が付かれない様に、少しずつ味を変えるというラーメン店主の発言を時折媒体で目にするが、このワンタンメンの様な時が止まったままの味を体験すると、説得力があるなと思う。

茨城県筑西市丙219
営業時間
11:00〜20:00
定休日 不定

ramenshop-ramen

ramenshop-negicharshudon


少し前にSNSで見かけ、ラーメンショップで一番うまいという評判につられて訪問。

並んでいるという書き込み通り、日曜昼に訪問したところ、20人程度の待ち。ネギチャーシューメン(840円)+ネギチャーシュー丼(330円)の食券を購入して、店員に渡してから並ぶ。やがて番号で呼ばれカウンター席へ着き、頼んだものが出てくるのを待つ。

乳化具合は程々で、キレの良さが感じられる豚骨スープ。ここに自家製麺のコクが上乗せされる。柔らかめの茹で加減でしっとりした食感。勿論、旨味は十分あるのだが、それがスープにぴったりとまとわり付き、一体化する。そして、やや塩気が強めの自家製チャーシューと背脂とでコク甘の味に仕上げられる。そして、ネギの苦味が対となり、最後まで食べ進められる。

チャーシュー丼は、当方が食べたラーメンショップの中ではベスト。油の加減が適切で、肉やタレのご飯への染み込み具合と相まって、肉とネギを味わっているなぁと感慨に浸れる。

確かにレベルが高かったラーメンショップ。これは評判の悪いところと比較しないと。でも、今時そんな店あるのだろうか?

営業時間
定休日    元日

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