豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

カテゴリ:東京都23区 > 目黒区

takami

中華 四川で修行された方が東京に出店。SNSで開店の書き込みを見たがおぼろげな記憶で、当然、四川の味の記憶はない。神奈川県に出身やインスパイア店が数軒あるが、いずれも一日がかりの訪問となるため、都内で食べられるのはありがたい。ある日、権之助坂を下っていたら「小田原タンタン麺」の文字が目に入り、SNSの事を思い出し扉を開けた。

特製タンタン麺(900円)の食券を購入。辛さが3段階から選べ、辛口をお願いした。

ニンニクの香りと唐辛子などの辛さを表面に身につけた、とろみの強いスープ。啜って辛さの幕を破ると、一気に出汁や麺の甘みが湧き出て辛さと渾然一体の味となった。

甘みの主役を張っていた多加水中太麺は、プリプリの食感と太さに見合ったコシが秀逸だった。スープとの絡みの良さは書くまでもない。

具は、スープを作る為に使われたであろう、大量の豚挽肉と白ネギ。挽肉の強力なコクは、スープの味に厚みを増していた。

強いコク、旨味、甘辛の味の変化を楽しめる事が最大の特徴。ラーメン店激戦地区且つ当方の生活圏でないため、頻回な訪問は難しいが、なるべく再訪できる様努力したい。

東京都目黒区目黒1-5-17
営業時間
平日・土
11:30〜15:30
17:30〜21:30
11:30〜15:30
定休日 無

tamaru


前回訪問が2011年だったので、かなりご無沙汰である。

ネギチャーシューメン大盛り(850円、ランチタイムは750円)を注文。

辛い味噌ラーメンや味噌タンメンは数多く食べているが、辛い醤油ラーメンとなると、鈴福@三島以来か。京都ラーメンのみすず@足柄、台湾ラーメンの味仙@神田、茨城スタミナラーメンの大進@勝田を入れたとしても数えられる杯数だ。

340グラムある中太麺は、振りざる2つに分けて茹でられた後丼へ移された。直前まで麺量をチェックしておらず、その光景を見て覚悟を決めた。

ニューラーメンショップのそれに辛さを加え、ニューラーメンショップに迫ろうボリュームのネギチャーシュー。第1主役のネギにチャーシューを絡ませ、まずは味覚をネギ肉まみれにさせる。

ネギチャーシューをある程度食べたところで、辛さが主役だが、ダシがしっかりと支えているスープに、麺を絡める。甘さと辛さとが心地よく、麺とスープとに向き合って食べ切る事が出来た。

東京都目黒区下目黒1-5-20
営業時間
11:30〜23:00
定休日   無

rairaiken

日本初のラーメン店であった来々軒の流れを汲むとラーメン雑誌にあり、気になり訪問。

老麺(ラーメン 620円)を注文。

「昔ながらの醤油ラーメン」と謳っており、食べてもそう書いてしまう方が手っ取り早い。それではあんまりなので、もう少し書いてみる。

麺は同様のラーメンの中でもかなり細い部類に入る。ややもすると、これより太い博多豚骨ラーメンもありそうだ。加水高めで、抜群のプリプリ感と良好な喉越しがまず最初に分かる。そして、細い身から出る旨味がしっかりと味覚へ染み渡る。

スープは、まろやかな口当たりと醤油味の門をくぐると、奥に動物系主体の旨味がドシッと鎮座しており、麺や具もしっかりと受け止めていた。

具は、味の染みたチャーシュー、歯応えが良く、薄い味付けが良かったメンマ、白ネギ。

凄みを感じたラーメン。これだけラーメンの味が多様化し、レベルも上がったのに、それらと比べて何ら引けを取らないのだから。

東京都目黒区祐天寺2-3-13
営業時間
11:30~14:30
17:00~21:00(L.O)
定休日  火 

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店の事を思い出し、再訪。

辛タンメン中(880円)の食券を購入

辛いタンメンと言うと、どうしても蒙古タンメン中本との比較をしてしまう。スープを啜る。表面的な辛さは、中本の五目味噌位はある。ラー油か唐辛子味噌かの違いは分かってが、後は何もかも違うとしか思い付かなかった。

そんな辛いスープにも合わせられる平打ち麺は、旨味がしっかりと感じられたのが頼もしかった。

具は中本の北極並みの量が嬉しい豆モヤシ、逆に申し訳程度の量でがっかりしてしまったキャベツ、豚バラ、ウズラの玉子。

辛さの中にも中本とは違った個性を持ったタンメン。目黒での辛いタンメンの選択に迷う。

東京都目黒区下目黒2-21-17
営業時間
火~金
11:00~15:00
17:00~1:00
月・土・日・祝
11:00~15:00
17:00~22:00
定休日    無

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少し前に発売された、東京ウォーカーのラーメン特集をめくっていて気になった店。

納豆みそタンメン小(750円)の食券を購入。

味噌を感じながらキレのあるスープ。そこに煮込まれた納豆の粘りが加わる事によりまろやかで食べ易くなっていた。

同じタンメン専門店であるトナリ並に平たい麺は、コシと旨味が両立しており、大量の野菜に負けない様に、懸命にその特徴を出していた。

モヤシ、キャベツ、ニラ、豚バラ肉、カマボコ、そして納豆。普通のレンゲの他、穴開きレンゲか用意された理由が分かる程の量。箸をつければ、香ばしさ、歯応え、瑞々しさ等様々な単語が上がってくる。スープや麺と絡み合いながら奥へと消えていった。

蒙古タンメン中本の前身である、中華料理中本が作り上げた味噌味のタンメンを除くと、スープの濃度を上げる位と変化に乏しかったタンメン。これは新鮮味があり、時折食べたくなるなと思った。

東京都目黒区下目黒2-21-17
営業時間
11:00〜15:00
17:00〜22:00
定休日 無

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