豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

カテゴリ:東京都23区 > 練馬区

ichiban

名前と場所は知っていたが、夜営業のみかつ日・祝定休とあって、今まで訪問できなかった。

店に到着すると、何と10人を超える先客。昼間にしか店前を通らなかったので、尚更驚いた。

一番ラーメン(1050円)を注文。正油、塩、味噌から正油をお願いした。

中細ストレート麺は、当方が食べていた時は、誰も固めをお願いする人がいなかったほど固めの茹で加減で、抜群のつるつる感を誇る。そして、噛み締め甲斐があるほど小麦粉の味がよく引き出されていた。

豚骨や鶏ガラを中心にして野菜などの具材を合わせたと謳われたスープを啜ると、食材由来の甘さと塩気が同時に味覚に現れた。そのバランスや、スープそのものの濃度や粘度がいずれも絶妙で、他の背脂ラーメンとは違った味わい。

肉やラーメンの邪魔をしない程度にタレが効いたチャーシュー、塩気つよめの味付玉子、他の背脂ラーメン同様、このラーメンでも相性抜群だったモヤシ。

唯一無二の背脂ラーメン。味や脂の加減が選べ、皆思い思い味の好みをオーダーしていることからも、長く愛されていることがよく分かった。次回訪問がいつになるかは分からないが、やってみたくなった。

東京都練馬区小竹町2-74-8
営業時間
18:30〜3:00
定休日
日・祝


mentyayuuki

ツイッターのタイムラインにツイートが流れてきて知った店。東京で長岡生姜醤油ラーメンを出す店が増えており、この店もそんな1軒。家系ラーメンのとりとんのセカンドブランドとの事だが、全く知らなかった。

長岡生姜らーめん大盛り(900円)の食券を購入。醤油と塩から選べ、前者をお願いした。

出てきたラーメンのスープを啜ると、その名の通り生姜醤油が勢いよく主張し、かなり甘めの出汁へと続く。この特徴は、みずさわに似ているなと思った。

そのみずさわとも違うのが、太平角でワンサイズ上の麺。東京らしく固めに茹でられ、噛みしめれば甘みがしっかり出てきて、喉越し良く喉奥へ消えた。

具は、チャーシュー、メンマ、ホウレン草、ナルト、白ネギ。

これもまた一つの個性だと思いながら退店。定期的に限定メニューも用意されており、地域に受け入れられているのだと思った。

東京都練馬区貫井3-6-3
営業日時
月・火・木・土
12:00〜15:00
17:30〜23:00

inoko

この店を思い出したので久しぶりに訪問。

えび塩ラーメン中(940円)を注文。

寸胴からボロボロになった骨が入らないようザルで濾されながら、綺麗な乳白色のスープが注がれる。そんな光景が目に入ればより食欲がそそられる。そして、えびの香りを振りまきながらラーメンが出てきた。

まろやかで動物系食材由来の甘みが主体のスープ。序盤はえびと辛味噌がはっきり味に変化をつけており、スープの高い濃度且つ粘度を考えると、これは凄いなと思った。

中太と細から前者を選んだ麺は粘りが強めで、スープをしっかり受け止め、自身の味を上手く絡ませていた。

チャーシュー、ホウレン草、モヤシ、海苔、大量の白ネギと、野菜多めが嬉しい具。

メニューが豊富で次回訪問が楽しみになる店。また違ったメニューを試したい。

東京都練馬区平和台2-52-8
営業時間
11:30〜14:00(L.O)
18:00〜24:00(L.O)
売り切れ次第終了
定休日 火



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休日の遅い時間の昼食。軒並み行列ができていた人気店に並ぶ気合は入らなかった。店外のボードに鶏白湯スープとあった、この店の扉を開けた。

カウンターに貼り付けられたフックに食券がかけられており、次男房らーめん(750円)と大盛無料の食券を取り、現金と一緒に店主へ渡す珍しい方式。

黒コショウ、塩、酢、フライドオニオン、柚子コショウと珍しい。

鶏のみを使用したと謳うスープは、白湯らしい濃度と粘度。白湯スープに見られる、麺や具を埋没させたり、唇がくっつくほどの油分があったりということはなかった。

加水高めの中太麺は、プリプリの食感が最大の売り。味の出方は弱くスープの持ち上げ役に徹していた。

具はチャーシュー、甘めの味付けだった細メンマ、ヤングコーン、海苔。

良くも悪くもイメージ通りの味。鶏白湯ラーメンでよく見られる、スープが強く麺が弱いという欠点が解消されていなかったのは残念だった。

東京都練馬区桜台1-4-7
営業時間
平日・土
11:00~15:00
18:00~23:00
日・祝
11:00~16:00
18:00~21:00
定休日 月(祝の時は火が休)

benten

復活したことは知っていたが、日・祝が定休日、行かれる土曜日は行列と、中々足が向かなかった店。ようやく平日に行く機会が作れたので訪問。

到着すると外待ちは1名。しばらく待った後、「どうぞ」の声で店内に入り、塩ラーメン(900円)の食券を購入。麺量は中盛をお願いした。

待っている時に漂ってきた匂いで、記憶が蘇ってきた。出て来たラーメンのスープを、それまでおあずけを食らっていた犬の如く啜る。豚骨、鯖、鰹、煮干し等の乾物、提供寸前に雪平鍋から注がれる熱々の香味油、トッピングのショウガ。それらが素早く一体化しつつ、各々の個性がしっかりと感じられる味となった。

柔らかな茹で加減の太麺。小麦粉、水、空気などの材料が、旨味、みずみずしさ、ふっくらもちもちとした食感へと変化しており、350グラムある量を忘れるほど、夢中で啜り続けた。

具は、わらじの様な大振りのチャーシュー、やや甘めの味付けだった太メンマ、白ネギ、海苔。

思い出の味がそのまま味わえ、平日に休んでまで食べて良かったと素直に思えた。次回はつけ麺を食べなければ。

東京都練馬区旭町3-25
営業時間
11:30~14:00
スープ・麺なくなり次第閉店
定休日 日・祝

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