豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

カテゴリ: 福島県


masuhan

ラーメン店検索アプリやネットからこの店を選択。

濃口ラーメン(550円)+麺大盛(100円)を注文。

香ばしさに始まり、コクを経てほんのりとした甘さで終わるスープ。

中太麺は、中華鍋で泳ぐ様に茹でられ、これしかないというベストな茹で加減、適度なコシから穏やかな甘みを感じ、喉越しの良さへと繋がり奥へと消えた。

具は、チャーシュー、ナルト、サヤエンドウ、ナルト。

色々な意味でノスタルジックかと思いきや、良さを活かしながらブラッシュアップさせたのではと思ったラーメン。営業時間は短いが駅から近いので、再訪問したくなった。

福島県郡山市本町1-14-3
営業時間
平日・土
11:00~15:00
日・祝
11:00~14:00
定休日 水

urota

突然福島へ行きたくなり、新幹線へ乗る。車内でラーメン店検索アプリやブログ等で検討した結果、この店に決めた。

到着すると、評判通り10名弱の行列が出来ており、後ろへついた。

客席側は木を多用したカウンター席に白い椅子、入口脇にはテーブル席。棚にはアンティークグッズが置かれ、お洒落な店内だった。

5種類の貝だしソバ(800円)+麺大盛(100円)を注文。

注文時にシソ脂か燻製脂かを尋ねられたので、前者をお願いした事が、当方にとってこのラーメンの印象を決定づけた。

出てきたラーメンのスープを啜る。シソが香り、味覚には鶏の旨味が満遍なく伝わる。あれっ貝は?とさがしたところ、おっとり刀でハマグリの味が出てきた。

やや固め、というかアルデンテと書きたくなる茹で加減。啜り噛みしめても、やっぱりパスタを彷彿とさせる麺。これがスープと合っていたのだから不思議である。メニューと共に綴られた、「当店を選んでいただきお金を頂くからには、作れるものは全て自家製にこだわった」という言葉通りだった。

低温調理チャーシューは、最初の薄ピンク色から白色へと、まるでしゃぶしゃぶ肉の様に色が変わり食べ頃になった。他は、穂先メンマ、ほうれん草他。

スープパスタよりスープパスタらしいラーメン。相変わらずありきたりな感想だが、うつわは空になったので、それで良しとしたい。

福島県福島市新町3-14
営業時間
11:00〜14:20 (L.O)
17:30〜20:50(L.O)
定休日 水

hyoutan


朝、ツイッターを開くと、「今日開いてます」と店のツイートが表示された。タイムラインを見ると、前日の日曜を休みにし、本来の定休日である月曜を営業としたようである。連休最終日で、いわき市という距離も気にならず、ならばと訪問。

到着すると、名前が記載されたボードが置かれていたが、全て案内済みで先客はおらず。

中華そば(700円)+麺大盛り(150円)の食券を購入。

店頭には「会津地鶏」と書かれた幟。店内のホワイトボードには、「体にやさしい天然だし。無添加」と書かれていた。

出てきたラーメンのスープを啜る。見た目はかなり油が浮いて見えるが、飲むとそれほど感じられない。溜まり醤油のタレに乗せられ、鶏の旨味が味覚にやってきた。軽く舌で転がすと、突然鶏の存在感が増し、深いコクとキレとが両立した味が味覚を占め、醤油が幕を引いた。

パッツンと張った中細加水麺は、喉越しが良過ぎて味が分かりにくい。少し噛み締めて旨味を引き出すと、出るは出るは樹液の様に小麦の旨味が。スープとのバランスもよく、大盛りにしてよかったと思った。

具は、2種類のチャーシュー、醤油ダレが染みた細切りメンマ、ナルト、青ネギ、海苔。

奥ゆかしさから大胆に変貌する味のラーメン。近ければ再訪して、他のメニューも食べてみたいのだが・・・

福島県いわき市下平窪2-1-3
営業時間
11:00〜15:00
定休日   月

masuyahonten


郡山ブラックという響きに、どんな味なのだろうかと思っていたら、時間が出来たので食べに行く事にした。

カウンターにあったメニューには、明治元年、ますや食堂として郡山駅前に創業。昭和初期の味を再現した元、昭和20年頃から作り始めた伝、伝統の味をベースに、濃厚な味わいが嬉しい新世代醤油ラーメンの新とあった。

今回は、伝(730円)+麺大盛り(120円)を注文。麺は細麺、中麺、ちぢれ麺、太麺から細麺。チャーシューはもも、ばら、ミックスからミックスをお願いした。チャーシューが選べるのは珍しい。

ラーメンが出てきた。熱々のスープを啜ると醤油が香る。見た目と違い醤油辛くなく、傍らにガラの味が常にいる。肉の脂の味もしたので、チャーシューを煮たタレを使っているのかと思ったが、後で調べたところ、店主へ取材をしたサイトが出てきた。それによると、どんぶりでスープと醤油を混ぜるより、互いの味わいがより馴染みやすいという理由で、ガラスープを作る寸胴に直接醤油を入れて煮込んでいるとの事。更にチャーシューを煮込んだ別銘柄の醤油スープを足す事で、ますや独特の深みのあるスープが完成するとあった。想像以上の動物系のコク深さの正体に納得できた。

細麺はやや柔らか目の茹で加減。コシは弱めで文句を言う人がいるかも知れないが、当方はこんなものだと思った。麺の旨味もきっちりと感じられスープとの相性も問題なし。でも、後でサイトを見ると、このラーメンでのおすすめは中麺とあった。

具は薄くとも味の染みたチャーシュー、メンマ、ホウレン草、ナルト。

濃い味のラーメンが増えた現代でも通用する、存在感あるラーメン。次回は中麺を選んで再食・・・否、他店訪問が先である。

福島県郡山市新屋敷1-35
営業時間
11:30〜15:00
11:30〜18:00
定休日   月

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