豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

カテゴリ:東京都多摩地区 > 三鷹市

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「酒田のラーメンを考える会」として東京ラーメンショーに出ており、名前だけは知っていた店。仙台店が東京に移転して1年以上経ちようやく訪問出来た。

ワンタンメン煮玉子入り(890円)の食券を購入。

出てきたラーメンのスープを啜る。煮干しはインパクトこそなかったが、他の味との調和を取りながらしっかり味覚に浸透していた。

そうめんの様な細身から力強い旨味が出ていた麺。

薄くしっとり滑らかな薄皮から、小さくもしっかり握られた拳のように固められた豚肉が出てくる。噛みしめればあっという間にほぐれ、強い味を出しあっという間に去る、味の変化をもたらすワンタン。

他の具であるチャーシュー、メンマ、白ネギは、いずれも噛み締めるほど味が出てくるもので、各々の味がじっくり味わえた。

食べ終えて、麺やスープに前日食べたうめ川@板橋区役所前を思い出したラーメン。こういうところが食べ歩きの面白さである。

東京都三鷹市下連雀4-16-15
営業時間
11:30〜19:50(L.O)
定休日 木

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昼夜や特定の日に対極の味のラーメンを出す店は時折ネットで見かけるが、この店もそんな1軒。開店前から行列ができるとネットで見たので早めに訪問したが、それでも10人程度待っており、更に後客が続いた。

スタ満そば(850円)を注文。二郎の様に無料トッピングがあり、そこからニンニクと背脂をお願いした。


「味の暴力」、「二郎とアリランラーメンの融合」などネットでは様々な文字か踊っていたラーメンが出てきた。スープは、動物系の味がつけられた醤油。非乳化二郎のそれより強烈かも知れない。醤油、玉ネギ、ニンニクの違う辛さと、背脂のホンノリとした甘みが味を牽引し、ニラは完全に彩り要員である。

平打でオーション使用、強いコシと旨味の麺は、二郎っぽさが味わえる。惜しむらくは二郎程の量がない為、早々に丼から姿を消した。醤油を吸収する炭水化物の必要に迫られるほどで、ライスを頼んでいる人は正解だと思った。

中毒性のあるラーメンである事は間違いない。幸い醤油辛いラーメンは好きではなく、夜営業のみ、日曜定休、行列とハードルが高い為、訪問をせずに済みそうである。

東京都三鷹市下連雀3-28-21
営業時間
18:45〜23:30
売り切れ次第終了
定休日 日

いつか行かれる、いつでも行かれると思っていると、いつの間にか閉店し、食べられなかったという話しはよく聞く。当方は江ぐちがその1軒。従業員が引き継ぎ、みたかとなってようやく食べに行く事が出来た。

到着すると、日曜午後とあって少し行列が出来ており、しばし待つ。

ラーメン(500円)を注文。

正方形に囲まれた厨房は手元が良く見える。店主の右側に麺を茹でるための大鍋、左には臭み消し用のニンジンが浮かぶスープが入った寸胴。丼はカウンター右側に置かれ、旨味調味料タレが入り、麺、スープが加わるのを待つ。

スープはオーソドックスな鶏ガラベース。しっかり旨味調味料の刺激があり、魚介出汁の効果は半減してしまったが、まぁよい。

太麺は東京ラーメンショーで食べた、十郎兵衛の比内地鶏極太醤油ラーメンを彷彿させた。それと比べるとボソボソ感は弱いが、粘りと旨味が強いことは共通する。スープとの相性も良く、これが支持される理由なのかなと思った。

具は、チャーシュー、薄味であることに好感が持てた幅広メンマ、白ネギ、ナルト。

昭和24年創業の江ぐち。その時代にあの個性的な麺というのが一番の売りであり、今でも支持される理由なのだろう。引き継がれ今も食べられる幸せに感謝。

東京都三鷹市下連雀3-27-9
営業時間
11:00~14:00
17:00~20:30
定休日
月曜、第1・3日曜

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