
埼玉ラーメンWalkerに掲載され、気になった店。到着すると既に10人程の列が出来ていた。
後ろにつき待っていると、程なく「ホンビノス貝」と書かれた発泡スチロールの箱が、厨房入口前に置かれた。
幻六そば大盛り(800円)の食券を購入。
外で待っている時から、換気扇からハマグリの香りが漏れる。 木が多用され、間接照明があしらわれた店内に入ると、香りの服を身にまとったかのような錯覚になった。
そして、出て来たそばのスープを啜る。香りとおあずけをくらっていた旨味が、これでもかと嗅覚と味覚を圧倒する。もうハマグリだのホンビノスだのどうでもよくなる。
プリモチでスープに己の旨味を乗せ、味を昇華させていた中細麺。スープとの相性も抜群だった。
この店のもう一つの売りであるチャーシュー。あわ雪ポークという豚を使ったそれは、ベーコン並みの薄さながら、適度な歯応えとまろやかな旨味を引き出す楽しみがあるものだった。
他の具は、コリコリの食感で、若干濃い目の味付のメンマと三つ葉。
オーソドックスな見た目から、圧倒的な味を出す、今時らしいラーメン。行列が出来る理由が分かった。
埼玉県朝霞市東弁財1-3-10
営業時間
11:00~14:30
17:00~20:00
(スープがなくなり次第終了)
定休日 水